2012/10/16 (火)
選手

CS最終決戦の地、札幌入りして練習。小久保選手「体は軽い」

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パ・リーグ下克上の完結へ――17日(水)から始まる「マニュライフ生命 クライマックス パ」ファイナルステージ(ファイターズ戦、札幌ドーム)に備えて、ホークスは16日(火)に現地に入りました。そして、新千歳空港からそのまま札幌ドームに直行し15時半から全体練習を行いました。

練習開始前には秋山幸二監督とファイターズの栗山監督が健闘を誓い合って固く握手を交わしました。また、小久保裕紀選手と第1戦の予告先発の陽耀勲投手が報道陣の質問に応え、小久保選手は「日程的にはウチに有利。(連戦後移動してすぐの練習だが)疲労感はない。むしろ体は軽いです。(フリー打撃のバットスイングで)思っているよりもヘッドの返りが早かった。明日になったら、ちょうど合うでしょう(笑)。この時期まで試合を出来るのは12球団の中で4チームだけ。他のみんなもこの場で戦える喜びを持ってやっていますよ」と話しました。

ファイナルステージは4戦先勝ですが、ファイターズには1勝のアドバンテージがつきます。「それは大きい。しかし、それを覆すという強い気持ちで臨みたい」と意気込みを口にしました。そして陽投手も「ファイターズ打線は粘り強いが、頑張るしかない」と日本語で決意を述べました。

今季のレギュラーシーズンでは13勝9敗2分と勝ち越しました。さらに、札幌ドームでは敵地にもかかわらず7勝2敗1分と大きく白星を先行させました。この対戦カードでは打線の爆発に期待。対戦別では最多の218安打(24試合)をマーク。選手別では内川聖一選手が対戦打率.337、松田宣浩選手が.333をマーク。ペーニャ選手は.329とともに4本塁打を放っています。

また、ホークス打線の中で、ファイターズ戦で最も打点を挙げているのが小久保選手です。今季4ホーマーのうちファイターズ戦で3発。15打点を挙げており、頼れるキャプテンが打線爆発のカギを握るでしょう。

2012年10月16日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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