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エンゲージメントマーケティングとは? 取り組む際のポイントと活用できるホークスの広告例

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エンゲージメントマーケティングとは、顧客との関係性を深め、企業やブランドへの信頼・愛着・関与度を高めることを目的としたマーケティングの考え方です。認知や購買だけに焦点を当てるのではなく、接点の前後における体験やコミュニケーションの質を重視し、顧客とのつながりを育てていく点に特徴があります。

本記事では、エンゲージメントマーケティングの考え方を広告や施策の文脈で整理し、企業活動における具体的な活用方法について解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.エンゲージメントマーケティングとは
  2. 2.エンゲージメントマーケティングを考えるときのポイント
    1. 2.1.どのような関係性を築きたいかを先に考える
    2. 2.2.単発の施策は記憶に残りにくい
    3. 2.3.エンゲージメントは「思い出され続ける状態」
  3. 3.体験型の接点としての広告手法
    1. 3.1.体験とともに企業を記憶してもらえる
    2. 3.2.将来の選択肢として記憶に残り続ける
  4. 4.体験型の接点に効果的なホークスの広告事例
    1. 4.1.ビジョン広告|株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
    2. 4.2.グラウンド看板広告|福岡銀行
    3. 4.3.ドーム内看板・観客席広告|株式会社麻生
  5. 5.まとめ

エンゲージメントマーケティングとは

エンゲージメントマーケティングとは、一度きりの広告接触ではなく、継続的な情報発信を通じて、企業やブランドに対する関心を少しずつ高めていくマーケティング手法です。

目先の反応や数値だけで評価するのではなく、しばらく時間が経っても思い出され、比較や検討の場面で選ばれる状態をつくることを目的としています。

顧客に「知っている」「親しみがある」と認識してもらえるかどうかが、施策の成否に大きく影響するポイントです。

エンゲージメントマーケティングを考えるときのポイント

エンゲージメントマーケティングでは、施策を検討する前に、顧客との関係性や接点の考え方を整理しておくことが重要です。ここでは、取り組む際に押さえておきたいポイントを整理します。

どのような関係性を築きたいかを先に考える

エンゲージメントマーケティングでは、顧客との接点を戦略的に設計することが不可欠です。関係性の目的に応じて、実施する施策や接点の設計方針は異なります。

例えば、“信頼できる企業”として認識されたいのか、“応援したくなるブランド”を目指すのかによって、情報発信の内容や体験設計は異なります。また、情報を一方的に提供するのか、体験を通じて関わりを深めるのかによっても、適した施策は変わります。

あらかじめ関係性のゴールを定めておくことで、施策ごとの判断軸が明確になり、取り組み全体に一貫性を持たせやすくなります。

単発の施策は記憶に残りにくい

エンゲージメントを高めるうえで重要なのは、接点を継続的に持つことです。単発の施策だけでは、一時的に注目を集めることができても、顧客の記憶に残りにくくなります。

広告やキャンペーンで関心を引けたとしても、その後に接点がなければ、企業やブランドの印象は次第に薄れていきます。接点が点在している場合も、ブランドイメージが断片的になり、関係性を深めることは難しくなります。

複数の接点を通じてブランド体験を積み重ねることで、企業やブランドに対する認知や印象は少しずつ積み上がっていきます。こうした積み重ねが、エンゲージメントの形成につながります。

エンゲージメントは「思い出され続ける状態」

エンゲージメントは、顧客がブランドや企業に対して好意的な印象を持ち、継続的に思い出されている状態を指します。同一業界内で複数の選択肢がある場合でも、過去に何度か接点があり、好印象を持たれていた企業は、比較や検討の場面で自然と思い出されやすくなります。

重要なのは接触の回数だけではなく、その経緯や体験との結びつきです。日常的な接点を通じて価値や体験を積み重ねることで、“知っている存在”から“選択肢として想起される存在”へと変わります。

体験型の接点としての広告手法

体験型の広告手法には、ポップアップイベントや試食・試飲キャンペーン、ワークショップ、デジタル体験ブース、AR・VRを活用したプロモーションなど、さまざまな形があります。これらに共通しているのは、消費者が「見る」だけでなく「参加する」ことで、ブランドとの接点を深められる点です。実際に体験することで、商品やサービスへの理解や共感が高まり、記憶にも残りやすくなります。

その中でも特に効果的なのが、スポーツを活用した広告手法です。スポーツは人々に感動や興奮、一体感をもたらす力を持っています。

ここでは、エンゲージメントマーケティングの考え方を踏まえて、体験型の広告手法を解説します。

体験とともに企業を記憶してもらえる

体験型広告は、スポーツの試合や大型のイベントの体験を通じて、自然な形で企業やブランドに触れてもらえる点が特徴です。

感情が動いた場面での記憶は、単なる情報接触よりも記憶に残りやすくなります。そのため、体験のなかで目にする企業名やメッセージは、楽しかった記憶と結びついた形で印象に残ります。

例えば、スポーツ観戦で高揚感とともに繰り返し目にする企業名は、広告として意識されにくいまま、認知や印象が少しずつ定着していきます。

こうした体験と接触の積み重ねが、企業やブランドを継続的に思い出してもらうきっかけになります。

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将来の選択肢として記憶に残り続ける

体験型の接点は、企業が顧客と継続的な関係を構築するうえでも有効です。継続的な接触を通じて、企業やブランドは長期的に記憶されやすくなります。体験の積み重ねにより、ブランドの印象は“知っている存在”から“親しみのある存在”へと変わっていきます。

将来の比較・検討段階で思い出されやすい状態をつくるという点で、スポーツ広告はエンゲージメントマーケティングと相性のよい手法といえます。

なお、スポンサーシップの効果と影響力については、こちらの資料をご確認ください。

体験型の接点に効果的なホークスの広告事例

福岡ソフトバンクホークスでは、体験型の接点を生かした広告メニューが展開されています。

ここでは、福岡ソフトバンクホークスにおける広告掲出の事例と、「インパクト調査」から得られた分析結果をご紹介します。

※ホークスのインパクト調査とは、球団に協賛する指定企業の効果測定としてブランドファネルへの影響を検証する調査のこと。

ビジョン広告|株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

ビジョン広告は、試合の重要な場面など、観客の注目が集まる瞬間に訴求できる点が特徴です。こうした集中度の高い状況で企業名に触れることで、印象に残りやすくなります。

株式会社セブン‐イレブン・ジャパンホークスは、7回攻撃(ラッキー7)に合わせて、球場ビジョン上で「7」を強調したロゴ演出を行い、グラウンドやドーム全体を活用した一体感のある広告展開を実施しました。

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

試合の盛り上がりが最高潮に達するタイミングで視覚的な演出を重ねることで、広告を単なる情報としてではなく、観戦体験の一部として自然に受け取ってもらえる形になっています。

この取り組みにより、インパクト調査の結果では、ファンクラブ会員におけるスポンサー認知は、全国一般と比較して約6倍に向上しました。

※ホークスのインパクト調査とは、球団に協賛する指定企業の効果測定としてブランドファネルへの影響を検証する調査のこと。

▼ビジョン広告による効果

ビジョン広告による効果

2025年度「スポンサーインパクト調査」

ロゴを露出するだけでなく、「ラッキー7」というファンにとって意味のある瞬間と結びつけることで、セブン‐イレブンが楽しい観戦体験とセットで記憶され、日常の購買や来店シーンでも想起されやすくなる点が、エンゲージメントマーケティングとしての価値といえます。

グラウンド看板広告|福岡銀行

グラウンド看板広告は、試合中のプレーと同時に視認されやすい広告です。試合の流れと企業名が一体で記憶されるため、印象に残りやすくなります。

実際に福岡銀行では、外野フェンスに自社キャラクターを用いた広告を掲出し、広告に直接打球が当たった選手に対して「ふくぎん賞(賞金100万円)」を贈呈する企画を実施しました。

打球が広告に当たるという偶発性のある出来事が話題性を生み、テレビやニュースなどの各種メディアで取り上げられることで、企業名や取り組み内容の認知拡大につながっています。

グラウンド看板広告

インパクト調査の結果では、ファンクラブ会員層における企業認知が、全国一般と比較して約5倍となりました。広告露出にとどまらず、試合中の印象的なシーンと結びつくことで、福岡銀行が「応援している企業」「地域に根ざした存在」として記憶されやすくなり、口座開設や金融サービスを検討する場面でも想起されやすい状態を生み出している点が、エンゲージメントマーケティングとしての特徴といえます。

※ホークスのインパクト調査とは、球団に協賛する指定企業の効果測定としてブランドファネルへの影響を検証する調査のこと。

▼グラウンド看板広告による効果

グラウンド看板広告による効果

2025年度「スポンサーインパクト調査」

ドーム内看板・観客席広告|株式会社麻生

ドーム内看板・観客席広告は、観戦中に接触機会を自然に重ねられる点が特徴です。打球の動きや視線の移動に伴い、広告が繰り返し視界に入るため、認知が蓄積されやすくなります。

実際に株式会社麻生の事例では、内野スタンド天井部に巨大な広告を掲出しました。ドーム内のほぼ全エリアから視認できる圧倒的なサイズで、試合中のふとした瞬間にも自然と目に入る環境を作り、企業の存在感を強く印象づけています。

打球が上がる場面やプレーの合間など、観戦の流れの中で広告が繰り返し視界に入ることで、観戦体験と結びついた形で記憶に残りやすくなります。企業の理念やメッセージがファンの印象に浸透し、好意的なイメージ形成につながっています。

インパクト調査の結果では、ファンクラブ会員層においては、全国一般と比較して約6倍高い就職意向を獲得しました。現地での圧倒的な視認体験を通じて、麻生が「印象に残る企業」「身近に感じられる企業」として認識されやすくなり、就職活動などの意思決定の場面でも想起されやすい状態を生み出しています。

※ホークスのインパクト調査とは、球団に協賛する指定企業の効果測定としてブランドファネルへの影響を検証する調査のこと。

▼ドーム内看板・観客席広告による効果

ドーム内看板・観客席広告による効果

2025年度「スポンサーインパクト調査」

球場広告で成果の出た事例が知りたい方はこちらの資料もあわせてご覧ください。

まとめ

この記事では、エンゲージメントマーケティングについて以下の内容を解説しました。

  • エンゲージメントマーケティングとは

  • エンゲージメントマーケティングを考えるときのポイント

  • 体験型の接点としての広告手法

  • 体験型の接点に効果的なホークスの広告事例

エンゲージメントマーケティングとは、顧客との関係を中長期的に深めていくための考え方です。取り組みを進めるうえでは、顧客との接触の持ち方や、体験の質をどう高めていくかが重要になります。

スポーツ広告に代表される体験型の接点は、将来の意思決定の場面で思い出してもらえる存在になるための、有効な施策の一つといえます。

福岡ソフトバンクホークス』のスポンサーシップは、球場やユニフォーム、各種媒体での社名・サービス名の露出を通じてブランド認知や価値向上を図れるほか、観戦体験やVIPルームの活用による顧客との関係構築、従業員満足度の向上、タイアップ商品やキャンペーンによる販売促進、さらにスポーツ支援を軸にしたCSR活動まで、目的に応じた多様な活用が可能です。

詳しくはこちらの資料をご確認ください。

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