今キャンプ最初の日曜日となった2月6日（日）は、今キャンプで最も暖かい17℃という天候にも恵まれて、これまでで最高の19,000人のファンの皆様が生目の杜運動公園に来場しました。

この大観衆に誰よりも驚いていたのが、ライオンズよりFAで移籍してきた細川亨選手です。12球団ナンバーワンの集客力を誇るホークスキャンプは、まるで異次元のようで戸惑いが隠せません。

「こんな（たくさんの人）あり得るのか（笑）。ビックリしました。ちゃんと練習している姿を見せないといけないし、力が入っちゃいますね」

ホークスのユニフォームに袖を通してまもなく1週間。捕手陣の練習などを見ていても、チームメイトとはすっかり馴染んでいる様子。この日は午後に地元の子供たちを対象にした野球教室が行われ、細川選手は同級生の田上秀則選手とともに打撃指導を担当しましたが、2人の息はピッタリでした。また、ブルペンでも積極的に投手陣に声をかけ、互いの信頼関係を日々高め合っています。それでも「まだまだみんなとコミュニケーションを取っていかないといけません」と気を緩めることはありません。

そして打撃練習では毎日のように王貞治会長と秋山幸二監督の熱血指導を受けています。「色々な考え方があることを改めて感じました。いい勉強になっています。これからも元気を出して頑張っていきたいですね」と張り切る気持ちを抑えきれないでいるようでした。