4月11日（月）、シーズン開幕を前日に控えたこの日、秋山幸二監督が意気込みを語りました。
開幕戦の舞台である京セラドームで練習を行う選手たちにも目を配りながら、「大きな期待を感じています」と話す表情からは確固たる自信が伝わってきます。また、今季は東日本大震災の影響で開幕日がずれ込んだことにも触れ、「日本中からのプロ野球に対する期待と注目がある。元気や勇気、そして明るさを日本中に届けたい」と話しました。

今季は特に打撃陣に大きな補強をして臨むシーズンとなります。

「カブレラ、内川、細川の加入で打線は厚みを増した。オープン戦の仕上がりもいい。戦い方は去年までと変わらず、1点を取ることを目指す。とにかく持っている力をそのまま出してくれればいい」
打線のキーについては「1，2番」と答え、「中軸がしっかりしているので、どれだけ出塁できるか」と期待を寄せました。

投手陣では「先発は和田と杉内が中心。攝津も状態は完ぺきに近い。楽しみにしています」と柔らかな表情を浮かべました。リリーフ陣については「攝津の抜けたところを取って代わる投手が出てきてほしい。昨年の実績から言えば森福と金澤。他にも吉川と大場もそこを担う投手になってほしい」と話しました。

秋山監督は今季のパ・リーグも「（各チームの力の）差はない」と感じています。最後に今季のスローガンである「ダ」にかけて「日本一を取るんダ！強い気持ちを持って、最初から最後までMAXで戦っていきます」と、意気込みを語りました。