並んでキャッチボールを行う内川選手（手前）と細川選手

独特の構えでティー打撃を行うカブレラ選手

王会長も試合視察へ訪れる

ついに開幕の日を迎えました。4月12日（火）、ビジターの京セラドームで戦うバファローズ戦。ここから144試合のペナントレースと、日本一をかけたポストシーズンまでの長い戦いが始まります。

ホークスの開幕投手は和田毅投手。昨季は自己最多の17勝をマークしてMVP＆最多勝を獲得した左腕は、2年ぶり3度目の開幕マウンドに立ちます。「開幕が延期されたという事情はありましたが、先発をやらせてもらっている以上そこを目指してやってきました」と意気に感じ、「全力で投げます」と力投を誓いました。過去2度の開幕登板はいずれも勝利。09年には完封勝利を飾っており相性抜群です。

打撃陣ではやはり新戦力に注目です。秋山幸二監督が前日に開幕スタメンを公表しており、3番に内川聖一選手、4番にカブレラ選手が座ることが明らかになっています。細川亨選手も開幕マスクを被ります。カブレラ選手はいつもと変わらぬ様子で、日本語を交えてジョークを飛ばすシーンも見られました。内川選手は神妙な表情が見られました。緊張感たっぷりですが、WBCなどの大舞台も経験している選手。試合が始まれば普段通りのパフォーマンスを見せてくれるはずです。

また、小久保裕紀選手は通算400本塁打まであと1本に迫っています。オフの間には「それが良いモチベーションになっている。開幕戦で達成できれば一番いいね」と語っており、大記録がいきなり達成されるかにも注目です。