春季キャンプは2月10日（木）から第3クールに突入しました。中盤を迎えていよいよ実戦を意識した練習メニューが加わってきました。

この日からはシート打撃を開始。投手がマウンドに立ち、打者は打席で打つ。各ポジションに選手がつき、打者は走塁もします。1打席ずつそれを繰り返す、限りなく実戦に近い練習です。

「久しぶりに打席で投手の球を見るから速く見えます」と話すのは川崎宗則選手。この時期は投手優位とされています。この日も神内靖投手が打者7人をパーフェクトに抑えたのをはじめ、森福允彦投手も打者5人を同じくパーフェクト。金澤健人投手が打者8人を1安打1四球2奪三振とそれぞれが結果を出しました。

その中で、野手陣で最初にヒットを放ったのが柴原洋選手です。金澤投手からきっちりセンター前へ弾き返し、存在感を示していました。
「球は速いし変化球も切れて見える。これからどんどん慣れていかないといけない。（柴原選手でも？と質問）全然違いますよ（汗）。もっと確実性を上げていかないといけない」

昨季は69試合に出場も、スタメン起用ばかりではなく悔しい思いもしました。「1試合でも多く活躍できるように頑張って練習して、日本一に貢献できるように頑張りたい」と今季への抱負も語りました。

※10日の天候は曇り時々雨、気温10℃、来場者3,600人