2011/12/18 (日)
選手

オーストラリア奮闘記 第4回

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Hi, everyone!
How are you getting along?

プエルトリコから熱い記事を配信している倉野コーチに負けじと、お送りします、第4回奮闘記!
今回は、選手の試合の様子について。

選手たちは、毎週4~5試合のシリーズを戦い、オーストラリア国内を転戦しています!
スケジュールの都合から、今回の滞在中では、キャンベラ、メルボルン、シドニーに遠征があることに。
1回毎の移動時間も飛行機で3~4時間あり、到着後ゲーム、そして帰る日も試合後に急いで空港に移動し戻るなど、試合だけではなく、移動もタフさを要求されています。

日本でのシーズンも終わり、すぐにこちらでのシーズンに入った選手たちは、他の選手たちよりも、動きもよく、幸先よい滑り出しを見せます。

開幕から1番ショートでスタメン出場が続く、マッキーこと牧原選手は、素早い走塁や固い守りで、がっちり味方のハートをゲット!
荒れた芝生やグラウンド状態でのプレーも多い中、日に日に守備の安定感はましていき、来季への期待感も膨らんでいきます。
しかし、途中から海外選手が多用する2シームなどの動くボールに苦戦し、打率が伸び悩んでいきます。

同じく、センターでスタメン出場を続ける中原選手は、開幕後広いキャンベラの球場でホームランを放つなど、ここでも長距離砲としての潜在能力を発揮!
ただ、牧原選手同様配球の違いや変化の違いに戸惑い、徐々に打撃の調子も停滞していくことに。

こちらにきて、先発に挑戦している柳川選手は、持ち前の威力あるストレートとスプリットを駆使し、三振の山を築いていきます。
彼もまた、ストレートにめっぽう強い相手打者にアウトコースを痛打される場面が増え、球種やコースに戸惑い、四死球が増えるなど、悩み始めるようになりました。

そして、日本人初?の捕手として参戦中の山下選手。
日本でも海外選手とバッテリーを組む機会はありましたが、こちらでは野手含めすべてが現地選手、つまり自身が「海外選手」であることを、一番身をもって体感しているのではないでしょうか?
他の野手以上に味方とのコミュニケーションを要求されるキャッチャー。
チーム内競争や投手との組み合わせにより、ベンチスタートであることも。


ストライクゾーン、変化、展開などこれまでの日本での「野球」から「Baseball」をすることへの戸惑い。

彼ら4人は、日本では経験し得なかったかもしれない大きな「困難」に出くわし、悩み、苦しみ、そして、工夫し、経験値を日々上げています。

帰国する際には、果たしてどう成長しているのか…?
「結果」では表現することができない、帰国までの「道程」は濃密なものになっていくと期待しましょう!

つづく…

2011年12月18日掲載
橘内 基純(3軍コンディショニングコーチ)

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