2011/12/26 (月)
選手

オーストラリア奮闘記 第6回

選手画像

選手画像

選手画像

Hi, everyone!
How's it going?

徐々に気温が下がる日本とは対照的に、オーストラリアは日に日に日差しが強くなっています。

サングラス&日焼け止めは毎日欠かせません!
紫外線量が多いこちらでは、皮膚がん罹患のリスクも高くなるため、みんなしっかりUVケアしています!

さてさて、激戦続くオーストラリアWL遠征もついに終盤!
シーズンは2月まで続くものの、若鷹の滞在は途中まで。
最後となったホームでのシリーズでは、これまでの取組みが身を結びます!

まずは、弾丸ピッチャー・柳川選手。
制球難に苦しみ、四死球の多さや相手打者の違いへの戸惑いなど、悩むことが多く、またコンディションにも苦しんだこの2ヶ月。
しかし、最終戦先発では、7回無四球&奪三振9個というこれまでで最高の成績を収めます。
変化球も切れまくり、地道なトレーニングの成果により、急速や球威もレベルアップ!
日本では中継ぎでスタミナへの課題もあったようですが、投げる度にイニングも長くなり、ばてることなく先発としての役割を果たせるようになりました!

若き大砲・中原選手も覚醒の兆しが!
三振数が多いことに苦しんでいましたが、ホームシリーズにて2本のホームランを放ち、チーム内でもRBIランキング上位になります。
脅威の8番打者として、下位打線での得点や上位へのつなぎなど、重要な役目をしっかりと果たしていました。
「No.9, Keijiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii NAKAHARA!!!」のアナウンスでは、毎回観客も興奮!
周りを巻き込んだインパクトある打撃を展開してくれました。

将来の正捕手候補・山下選手は、出場機会を自ら勝ち取り、終盤はしっかりと扇の要としての活躍を見せます。
当初は、手元で変化する2シームやカットボールなどの捕球に苦戦するなど、これまでは見えなかった課題に苦戦していました。
が、徐々に適応を見せ、ブリスベン投手陣をしっかりコントロールできるようになります。
と同時に安打も量産。気づけば、打率.340と規定打席には満たないものの、チームトップに。
「打てる捕手」を目標に、若き18歳は多くのことを吸収し、成長してきました

最後は、俊足内野手・今宮選手。
初打席でのインパクトは大きく、その後の活躍により、存在感を示します。
そして、変わったオーダー。

「4番!」

高校時代でも経験がなかったという打順に当初は本人も戸惑いとうれしさが半分半分といったようですが、得点圏にいればランナーを返し、自らも出塁後は走るといったように、マルチな活躍を見せます。
終盤やや疲れがみえ精彩も欠いていましたが、日本での長いシーズンを見据え、コンディションの調整を考えながら行うなど、ここでの経験をしっかり積んでいました。

そして、最後には柳川・山下・今宮の3選手がオールスター戦に世界選抜チームの一員として選出され、オーストラリア代表チームとの試合に参加しました!
テレビでも放送され、液晶ビジョンに写る彼らの姿は、これまでの姿とは異なり、キラリと光るものを感じさせてくれました。

ほんの一握りの選手が経験できる海外WL。
彼らの成長した後ろ姿を眺めると、この熱き挑戦が意義深いものであったと思います。
そして、来年彼らはどのような活躍をみせてくれるのか。。。

ぜひ期待しましょう!

つづく…

2011年12月26日掲載
橘内 基純(3軍コンディショニングコーチ)

若鷹奮闘記 inウインターリーグ公開中!

異国の地で奮闘する若鷹選手を特集!

若鷹奮闘記2011
関連リンク > 、、、、
関連リンク > 個人成績 (投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報
選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. オーストラリア奮闘記 第6回