2022/04/30

タマスタ日誌4月号 初回記念無料版

初めましての皆さんも、球場でお会いしたことがある皆さんも、こんにちは!

上杉あずさです。

今月から『あずさのタマスタ日誌』と題して、ホークス公式サイトでファーム情報を発信して行くことになりました。

私は、ファーム本拠地が筑後に移った2016年シーズンから、ホークス関連番組のリポーターやライターとして球場に通ってきました。気付いたら筑後の魅力にどっぷり浸かり、もう抜け出せなくなってしまいました(笑)

そんな私目線で、若鷹の情報やHAWKSベースボールパーク筑後の魅力などを連載していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

さて、前置きが長くなっちゃいましたが、初回ということで、今回は新入団選手たちの”初めて”をご紹介していきます!
今年はルーキーが14人ということもあり、筑後は大変賑わっております。

既にドラフト4位ルーキーの野村勇選手、ドラフト2位の正木智也選手が1軍デビューを飾り、共に”プロ初安打”、野村勇選手に関しては”プロ初本塁打”を通り越して既に3本塁打をマークしていますよね。素晴らしい活躍です。

主に高卒組や育成入団の選手たちは、ファームで奮闘中!様々な”初”を経験中です。

ルーキーでいち早く試合で”初登板”したのは、育成の三浦瑞樹投手でした。

盛岡大付属高校時代に甲子園のマウンドを3度、東北福祉大時代も全国の舞台を経験するなど実績ある選手。育成での入団となりましたが、早くから頭角を現してくれそうな期待の新人です。

若田部健一3軍投手コーチは「体力的にも制球的にも良いものをもっている」と話しており、3軍では先発として経験値を積んでいくようです。チェンジアップも2種類あるそうですので、注目してみて下さい。

ドラフト3位の木村大成投手は、3軍デビュー戦で苦い”初登板”を経験しました。
この日は制球が定まらず、なかなか思うようにいきませんでした。試合後、まず一歩を踏み出せたという安堵感は一切なく、とにかく悔しい気持ちが溢れていました。

「初登板だから仕方ない」というコーチ陣からの励ましの言葉も耳に届かないほど、悔しそうでした。それほどアピールしたい想いが強かったのです。
でも、投げっぷりは最高でした!そして、その後の登板では悔しさをリベンジする好投を見せました。若きサウスポーの負けん気の強さは、大きな成長に繋がるはずです。

育成1位で地元福岡の戸畑高校から入団した藤野恵音内野手は、憧れの人との”初競演”に心踊っていました。

俊足が武器の藤野選手は、やはり鷹のスピードスター周東佑京内野手に憧れを抱いています。
リハビリ調整を続けてきた周東選手でしたが、実戦復帰を目指す中で、3軍に合流して汗を流しています。藤野選手は、突如憧れの先輩と一緒に練習することになったのです。

あまり感情を表に出すタイプではない藤野選手ですが、すごく嬉しそうでした。

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