施設概要
福岡 PayPayドームは、
1.コロシアムを彷彿させる円形スタイル
2.日本で初めての開閉式屋根
3.世界最大のチタン屋根とライトブラウンの外壁が周辺環境とマッチした外観等
今まで日本にはなかった常に進化しつづける全く新しい大規模施設です。
福岡 PayPayドームの概要
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グラウンドは国際規格を満たした野球場で、野球グラウンドから各種スポーツイベントへの切替えも可能です。 また、野球開催時以外には、最大5万人を超える大規模コンサートや、最大級の屋内展示スペースともなり、さまざまなコンベンションやセレモニー、多種多様なスポーツイベントが開催可能な全天候型ドーム施設です。 アリーナには、2017年よりロングパイル人工芝「フィールドターフHD」を全面導入しています。 毛足が長いパイルと冷凍粉砕ゴムチップと珪砂を使用した充填材がより天然芝に近い外観、感触、プレー性能を実現し、選手に安全で安定した競技環境を提供しています。 また、照明は、高演色・高効率LED 668台の配置により、バッテリー間は3,000ルクス、内野エリアは2,700ルクス、外野エリアは1,900ルクスの明るさを確保しています。 2019年は、福岡ソフトバンクホークスが本拠地を九州・福岡に移して30周年を迎えます。「福岡移転30周年記念事業」として、スタンド席の増席、会員の専用ラウンジやバーの新設、さらに大きくなったビジョンや最先端スピーカーの導入、コンコース(球場内回遊通路)の全面刷新など、福岡PayPayドームの大規模改修を実施しました。 アリーナを360度に取り囲む形のスタンド席はグリーンとブルーに色分けされ、バックネット裏のブルーに色分けされた「<みずほ>プレミアムシート」では、座席幅、座席前後幅もたっぷりと、長時間座っても疲れず快適に観戦できる劇場型シートを採用しました。 また、選手により近い位置で観戦し、グラウンドレベルの興奮と感動を十二分に堪能できる「コカ・コーラシート」や外野フィールドにフェンスを設置し、外野手のダイナミックな迫力あるプレーを間近に感じられる「ホームランテラス」のほか、テーブルつきの「カウンターシート」、升席構造の5人がけ席「ボックスファイブ」など、バラエティ豊かな観戦席でエキサイティングな野球観戦をお楽しみいただけます。 5・6階部分には、「上質な観戦空間」を統一したコンセプトに、ビュッフェを楽しみながら野球観戦も可能な以下4種類の新観戦スタイルを提供する「ビクトリーウィング」を設置しています。 1) ITを駆使したハイテク野球観戦を実現した「シスコシート」 2) 和テイストな雰囲気でゆったりと観戦できる「JA 全農なごみシート」 3) 仲間同士の大人数グループでにぎやかに観戦できる「JAL スカイビューシート」 4) キッズ遊具を多数設置、元気に家族で観戦できる「ECC キッズパーク」 2016年には、人間工学に基づき設計されたAUTOWAY RECARO スタジアムシートを導入し、長時間の観戦でも快適な座り心地を提供しています。。また、2017年には女性限定のグループシート「タカガールシート」を設置。さらに、2018年にはプリンセス風なソファシートへと全面リニューアルしています。 2019年には、新シートが2種類登場しました。S指定席前方エリアには、背もたれを高くし、座面・背面を装着した「ベンチサイドシート」を新設。外野後方エリアには、福岡のシンボルである「明太子」をモチーフにデザインした6人がけの観戦シート「やまや めんたいこBOX」を新設しました。 |
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福岡 PayPayドームのもう一つの魅力として、119室の特別観覧室スーパーボックス(バルコニーシート付ルーム)をライト・レフトの両サイドに設けています。また、4階部分の「Mercedes-Benz Premium Suite」は、より贅沢にレイアウトされたインテリアが、より開放感満ち溢れたエクゼクティブスィートと呼ぶべき上質空間を演出します。落ち着いた室内から全面ガラス張りバルコニーに出ると、エキサイティングなPayPayドームを体感できます。 また、専用のエントランスとレセプションが完備され、一歩足を踏み入れた瞬間から、極上のおもてなしをお約束します。 また、6階一塁側の一部が1室15名から最大100名まで、プライベートパーティー等で利用可能な「Gaba Party Suite」でのパーティスタイル野球観戦をお楽しみください。 |
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多彩なシーンをリアルタイムで臨場感たっぷりに演出する迫力ある世界最大の屋内大型映像システム「ホークスビジョン」が観戦ムードを最大限に盛り上げます。5面構成でひとつなぎの合計表示面積が、1923.1平方メートルのサイズは、屋内施設で世界最大です。 さらに2016年より導入されている、バックネット上部の吊り下げ型ビジョン「スカイスクリーン」。2018年には、応援ムービーやスタッフの表示を強化すべく、表示面積が約2.4倍にパワーアップしています。 2019年は、コンコース壁面を取り囲むように160枚のLED・LGDモニターを新たに設置。イベントやプレーと連動した一体感溢れる演出を創出します。 |
4 | オープンデッキはアリーナ(観客席)に通じるお客様のメイン通路。8ヶ所のゲートから入退場していただきます。オープンデッキは、ドームをとりまく一周800mの広場で、博多湾を一望できる公園として、365日、24時間のオープン・スペースです。デッキにはバラエティ豊かなショップが立ち並び、お子様を預かる「託児所」も併設しています。 |
福岡 PayPayドーム規模
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名称
福岡 PayPayドーム / PayPayドーム -
所在地
福岡市中央区地行浜2丁目2番2号
アクセスはコチラ -
建築主
株式会社福岡ダイエーリアルエステート -
運営会社
福岡ソフトバンクホークス株式会社 -
工期
24ヶ月 -
総事業費
760億円
規模
階層 | 地上7階 |
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敷地面積 | 84,603平方メートル |
建築面積 | 70,000平方メートル |
延床面積 | 176,000平方メートル |
高さ |
軒高:地上43m 最高部高さ:地上84m |
アリーナ |
アリーナ気積:約1,760,000立方メートル フィールド面積:約11,813.6平方メートル(コカ・コーラシート部分含まず) 両翼:約100m 中堅:約122m フィールド面からの高さ:68m |
屋根 |
開閉方式:3枚屋根による旋回移動 直径:約212m 開閉面積及び開口率:約5,800坪(約60%) 開閉時間:約20分 駆動装置の機能:円周移動 |
収容人員 | 40,178人 |
駐車台数 | 約1,700台 |
経緯
- 1991年 4月1日 着工
- 1993年 竣工
- 1993年 4月2日 グランドオープン