試合情報

ソフトバンク、連敗を止めるべくロッテ3連戦の2戦目に臨みます。
試合はソフトバンクが1回に多村のヒットから、松中がライトの頭を越えるタイムリー。クリーンナップの連打で幸先良く1点を先制し、今季3度目の先発を迎えるルーキー･大場を早くも援護します。
その大場は序盤からエンジン全開の投球を見せると、1回から3回にかけて圧巻の7者連続三振。ロッテ打線に反撃の隙すら与えません。
すると打線は5回、川崎の内野安打などで2死2塁1塁のチャンス。ここで松中が右中間を破る2点タイムリー2塁打を放ち、大場の好投に応えます。
3点リードと変わったその後も躍動する大場は、回を追うごとにストレート･変化球のキレが増し、ロッテの打者全員から三振を奪う快投。終盤にこそピンチを迎えますが、そこはバックの堅い守備などで切り抜け、9回も簡単に三者凡退。4安打･16奪三振･無四球の素晴らしい投球内容で、今季2度目の完封勝利を飾りました。
また、全打点を叩き出した4番･松中は3安打･猛打賞で復活の兆し。多村も2安打を放ち、クリーンナップの調子は上向き。
平成の鉄腕･大場と4番･松中の投打の主軸が活躍し、連敗を2でストップ。また首位･楽天が敗れたため、ソフトバンクは、西武と並び再び首位に躍り出ました。