2008.04.12 SAT
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ソフトバンクは鉄腕ルーキー・大場が西武戦に先発。前回対戦で初黒星を喫した相手。何としてもリベンジしたいところです。
しかし試合は1回、その大場が捕まり中島に先制2ランを打たれると、続くブラゼルにも2者連続の一発。3点を先制されてしまいます。しかしその後はしっかり立て直し、尻上がりに調子を上げていきます。
すると打線が奮起。3回に井手のタイムリーで1点を返し、1死3塁2塁から仲澤の犠牲フライで更に1点。5回には先頭の田上が3塁打で出塁すると、続く井手がきっちり犠牲フライを放ち、ついに同点に追いつきます。勢いに乗った打線は2死2塁から多村が勝負強くレフト前へ弾き返し、勝ち越し。この回計2点を入れ、一気に逆転に成功します。
その後、大場が6回に2点を奪われ逆転を許しますが、2番手・小椋が西武打線の勢いを止める好リリーフ。流れをグッと引き戻すと、その裏に1死2塁から、2塁ランナー・小久保が3塁へ盗塁。これが悪送球を誘い、小久保が3塁から生還。再び同点に追いつくと、7回2死2塁1塁から小久保が一振り。滞空時間の長い打球は放物線を描き、レフトスタンドへ決勝の第1号3ラン。チームリーダーの一撃で試合を決め、西武との手に汗握る激戦を制しました。
また6回途中から登板した小椋がプロ10年目にして嬉しい初勝利。8・9回を三者凡退に抑える好投を見せたホールトンが来日初セーブを挙げました。
打線は8安打で8得点と決定打不足に泣いた昨日の課題をしっかり克服。また田上は2試合連続・猛打賞の活躍を見せています。
小久保の決勝弾や投手陣の踏ん張りなど、負けない気持ちで掴んだ価値ある1勝。これでソフトバンクは20試合を終え、勝率を10勝10敗の5割に戻しました。

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