2008.05.06 TUE
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勝率を5割に戻し、楽天と並び3位タイに浮上したソフトバンク。しかし、目指すは頂点。この勢いで大型連勝を作り、一気に首位へと登り詰めたいところです。
試合は1回、ソフトバンク先発・大隣の不安定な立ち上がりを捕らえられ、高須・山下の連続タイムリーで楽天に3点を先制されてしまいます。
しかし3回、先頭の小斉がライトスタンドへ、プロ入り初となる嬉しい第1号ソロ。反撃のノロシを上げると、なおも攻め立てるソフトバンクは、2死2塁1塁から松中が楽天先発・永井のフォークを一閃。高く舞い上がった打球は逆風を切り裂き、ライトスタンドへ逆転の第7号3ラン。この回2本のアーチで4点を奪い、見事逆転に成功します。
勢いに乗った打線は6回、一気にたたみかけます。小久保・柴原・松田の3連打で満塁のチャンスを作り、的山の押し出し死球で1点。続く川崎も13試合連続安打となるタイムリー内野安打。この回計2点を入れ、リードを3点に広げます。
その後、楽天・山下の一発で1点を返されますが、2点リードの9回、柴原・松田の連打から、プロ初アーチで波に乗る小斉のレフト前タイムリーなどでダメ押しの2点を追加。
3点差をひっくり返し、逆転で快勝したソフトバンク。昨年2勝で終わった鬼門・宮城での戦いで連勝し、苦手意識を払拭する価値ある勝利を挙げました。
投げては、2回以降立ち直った先発の大隣が、7回を5安打・4失点で怪我で泣かされた昨年を上回る今季3勝目。
打っては、13安打で8得点を奪い、5試合連続の2ケタ安打と今日も打撃好調。中でも松中が2安打・3打点の活躍で、打率・打点ともにリーグ2位。
また、逆転の流れを呼び込んだ小斉もプロ初アーチを含む2打点の活躍。2006年育成選手枠から這い上がってきたスラッガーが、今シーズン自慢の打撃を開花させ、チームを乗せる新しい風を巻き起こしています。
これでソフトバンクは、開幕以来の5連勝で単独3位。今季通算成績を20勝19敗とし、ついに貯金生活に突入しました。

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