2008.05.24 SAT
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3連勝中のソフトバンク、今日は「ホークス九州上陸20周年記念デー」として日本一に輝いたダイエー時代のユニフォームを身にまとい、阪神戦に臨みます。当時の優勝を思い出し、V奪回への気持ちを爆発させたいところです。
その試合は3回に長谷川がチーム初ヒットで出塁すると、的山の送りバントで得点圏に進み2死2塁のチャンス。ここで本多の叩きつけた打球は、高く跳ね上がりセンター前へ。2塁から長谷川が還り、大事な先取点をもぎ取ります。
ソフトバンク先発の杉内は、立ち上がりから緩急を自在に操り、序盤3回を無安打のパーフェクトピッチング。しかし4回、新井にタイムリーを打たれ同点。6回にも無死2塁のピンチを背負いますが、ここから3番・新井を空振り三振、4番・金本を3塁ファウルフライ、5番・桜井も空振り三振に仕留める気迫の投球。阪神の中軸を手玉に取り、流れを作ります。
するとその裏、松田が阪神先発・岩田のスライダーをバットの芯で捕らえ、打球は左中間スタンドへ一直線。松田の第4号ソロで貴重な1点を挙げ、勝ち越しに成功します。
その後、8回を2番手・久米と3番手・小椋の継投で要所を締め、この1点を死守しますが、9回に抑えの切り札・ホールトンが捕まり、無死3塁2塁と絶対絶命の大ピンチ。ここから2死満塁とあと一人のところまで踏ん張りますが、赤星にレフト前へ痛恨の2点タイムリーを打たれ、逆転を許してしまいます。更に勢いに乗った阪神・猛虎打線に2点を追加され、勝利目前のところで悪夢の4失点。1点のリードを守り切れず、連勝を3でストップさせてしまいました。
しかし、先発の杉内は7回を投げ、5安打・1失点の好投。この試合も2ケタ・10奪三振と三振の山を築き、奪三振王のタイトルへ着実に数を伸ばしています。
また打っては、本多が2安打・1打点・1盗塁。松田も会心の本塁打を放つなど、将来のソフトバンクを担う若鷹の活躍が光ります。
勝率が5割に戻ってしまったソフトバンクは、明日からロードに出てナゴヤドームで中日との2連戦。敵地でもしっかり白星を奪い、連勝の勢いを取り戻して欲しいところです。

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