試合情報

今季交流戦･最初のロードに出たソフトバンク、今日から敵地･ナゴヤドームに乗り込み中日との2連戦に入ります。
初戦のマウンドは、今日1軍に復帰した新垣。その新垣は1回、緊張の立ち上がりを制球に苦しみ、ウッズに先制タイムリーを打たれてしまいます。
しかし打線は1点を追う3回、松中のヒットと小久保の四球で2死2塁1塁。このチャンスに柴原が右中間突破の2点タイムリーを放ち、一気に逆転に成功。
1点のリードと変わり、これで勢いに乗りたい新垣でしたが、4回同点に追いつかれると、5回に2点の勝ち越しを許し降板。4月8日以来･約1ヶ月半ぶりの登板を白星で飾ることはできませんでした。
しかし、ベテランの活躍が試合の流れを引き戻します。7回、先頭の代打･本間が第2号ソロを放ち1点差。その裏には1死2塁1塁から、1塁手･小久保が鋭い打球をダイビングキャッチのファインプレーを魅せると、8回にその小久保が今度は左中間スタンドへ同点の第10号ソロ。一発攻勢で試合を振り出しに戻します。
ところがその裏、1死3塁からセンターフライで3塁ランナー･澤井にタッチアップされ、長谷川の好返球も届かず、犠牲フライで痛恨の1点。これが決勝点となり、中日2連戦の初戦で悔しい1点差負けを喫してしまいました。
競り合いを制すことが出来なかったソフトバンクは、敵地での初戦を白星で飾れず、3連勝の後2連敗。
しかし、川崎･松中･小久保･柴原は2安打･マルチヒット。交流戦5試合中･4度目の2ケタ安打となる10安打と打線の好調は変わらず。明日こそ、この好調打線を勝利に結びつけ、何としても連敗を止めたいところです。