試合情報

ソフトバンク、1勝2敗で迎えた阪神との今季最終戦。今日の先発は4連勝で5月の月間ＭＶＰを獲得したエース･杉内。チームの連敗ストップへ期待が高まります。
その試合は2回、先頭の松田がレフト前へのヒットを好走塁で2塁打にすると、長谷川の内野安打で無死3塁1塁。ここで的山がセンター前へ弾き返し1点。更に本多のレフト前ヒットで1死満塁とし、川崎がライトへ犠牲フライ。この回計2点を先取します。
2点の援護を貰った杉内は、直後の裏に矢野のタイムリーで1点を返されてしまいます。しかし4回無死2塁1塁のピンチに柴原の好送球でライトゴロを奪い杉内を援護すると、その杉内はこれに応え、我慢強い投球で前半5回を1失点の粘投。
ところが7回、1死2塁から代打の浅井に右中間突破のタイムリー3塁打を打たれ同点。それでも、その後のピンチを防ぎ勝ち越しを阻止すると、9回のサヨナラのピンチもチーム一丸で凌ぎ、試合は延長戦へ。
ソフトバンク、今季6度目の延長戦。10回のマウンドにも登った杉内でしたが、赤星のヒットなどで1死満塁の絶体絶命のピンチを背負ってしまいます。ここで打席の新井に低めのスライダーを投げ込みますが、打球は三遊間を破られレフト前へ。杉内の熱投も報われず無念のサヨナラ負けを喫し、阪神との今季最終戦を白星で飾ることは出来ませんでした。
3連敗となり、勝率が5割に戻ってしまったソフトバンク。しかし、現在リーグトップの安打数を誇る川崎は、2試合連続の2安打･マルチヒットと奮闘。勝利を掴むことは出来なかったが、気持ちを込めて投げ続けたエース･杉内は今季最多の149球。連敗脱出へ向け、この気持ちを必ず明日からの広島戦に繋げていきたいところです。