2008.06.29 SUN
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ソフトバンク、楽天3連戦を1勝1敗で迎え、勝ち越しを賭けた第3戦。6月最後の試合を白星で締め、7月の追い上げへと加速したいところです。
その試合は、1回を三者凡退に仕留めた先発の和田が、2回山崎武に先制2ランを打たれると、4回にまたも山崎武に2打席連続の一発を浴びてしまいます。これでリズムを崩してしまった和田は、その後連打でピンチを招き、藤井・草野・リックのタイムリーなど、この回計5失点とまさかの大炎上。和田は何とか立て直そうと続く5回のマウンドにも登りますが、中島にタイムリーを打たれてしまい、本来の投球を取り戻せぬまま降板。その後、2番手・西山も勢いに乗った楽天打線に5点を奪われると、6回にも中島に2ランを打たれ、中盤で15点のビハインドを負ってしまいます。
打線は、楽天先発・岩隈の前に7回まで2安打と沈黙。しかし強力打線の意地を見せたい8回、この回から登板した2番手・青山を攻略し、松田の2塁打、小斉のヒットなどで2死3塁1塁。ここで本多がレフト前へ上手く流し、執念の1点。更に9回には、中西の好走塁で掴んだ2塁打、明石の内野安打で1死3塁1塁とチャンスを作り、長谷川がライト前へタイムリー。最後に若鷹の粘りの3連打で1点をもぎ取りますが、大量15失点が重くのしかかり、楽天に大敗を喫してしまいました。
しかし敗れはしたものの、終盤に見せた粘りは今後に必ず活きる攻撃。8安打の打線は、長谷川・松田が2安打・マルチヒット。本多も7試合連続安打に伸ばし、好調を維持。また、途中出場の中西・明石もヒットを放ち、若い力が奮闘。
この雪辱を胸に刻み、頂点を目指すソフトバンク。7月から4カード連続となる2週間の長期ロード。気持ちを切り替え、まずはこの厳しい戦いを乗り越えたいところです。

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