試合情報

6連敗中のソフトバンク。今日こそ連敗の暗いムードから抜け出すべく、ロッテ3連戦の第2戦に臨みます。
先発マウンドに登ったのは、4勝目を目指すルーキー･大場。その大場は1回、いきなり1死満塁のピンチを背負うも、気合いの2者連続三振で無失点に切り抜けます。
大場を援護したい打線は3回、先頭の明石が今季初スタメンの起用に答え、技ありのヒットで出塁し、山崎がキッチリ送りバントを決め1死2塁。ここで続く本多がカーブを振り抜き、右中間スタンドへ会心の2号2ラン。幸先良く2点を先制すると、更に2死3塁から、松中が詰まりながらもセンター前へタイムリー。この回一挙3点を奪います。更に4回には、松田がレフトスタンドへ8号ソロを放ち、1点を追加。その裏、大場が1点を返されますが、5回には2死3塁から、松中の右中間スタンド中段へ突き刺す文句なしの一発。この回も、主砲･松中が小久保に並ぶチームトップタイの14号2ランで2点を加え、一発攻勢で5点のリードを奪います。
しかしその裏、ここまで粘りの投球を続けていた大場が捕まります。福浦･里崎に連打を浴びると、2死2塁1塁からベニーに2点タイムリー。リードを3点に縮められ、大場は5回途中で2番手･高橋秀にマウンドを託します。しかし、その高橋秀が大乱調。6回、満塁から大松に走者一掃の同点タイムリーを浴びると、ベニーにも勝ち越しの2点タイムリー。この流れを断ち切れず、7回には3番手･小椋が、外野の連携ミスも重なり、西岡にランニングホームラン。更にこの回、大松にも3ランを打たれ、ソフトバンクは2試合連続の2ケタ失点。一度傾いた流れは変わらず、ロッテに逆転で敗れてしまいました。
しかし、打線は本多･松田･松中の3本のホームランを含む2ケタ･13安打。中でも、川崎･松田は3安打･猛打賞。また、小久保に代わり4月26日以来4番に戻った松中は、2安打･3打点と満身創痍のチームを牽引。
好調打線も中継ぎ陣が崩れ、チームはソフトバンクとなってワーストの7連敗。しかし止まない雨はない。連敗ストップへ、まずは中継ぎ陣の立て直しが急務。明日は、何が何でも目の前の勝利を掴み取り、長いトンネルを抜け出したいものです。