試合情報

2連勝で流れを変えたソフトバンクは、今日も敵地･西武ドームで首位･西武との一戦に挑みます。
試合は1回、本多･川崎の連打から、続く松田がレフト前へ弾き返し、まずは1点。この3連打で勢いに乗ると、更に1死2塁1塁からレストビッチのライト前タイムリーで1点を加え、この回計2点を先制します。2回に1点を返されますが、直後の3回に川崎のヒットや相手エラーなどで1死2塁1塁のチャンスを作ると、ここでまたもレストビッチがセンター前へ2打席連続となるタイムリーを放ち、再び2点のリードを奪います。
その後4回に細川のタイムリーで1点差に詰め寄られますが、好調打線の勢いは止まりません。5回に3番･松田がレフトスタンドへ目の覚めるような第9号ソロを突き刺すと、7回には4番･松中がレフトポール際へチームトップとなる第15号ソロ。一発攻勢で3点差とし、西武を突き放します。
我慢強い投球を見せる先発のガトームソンは、尻上がりに調子を上げますが、7回途中でピンチを招き降板。ここから継投策に入ったソフトバンクは、このピンチを凌いだ3番手･久米が打者5人を無安打に抑える好リリーフで流れを引き寄せます。すると9回に、松田の3塁打から、松中のバットが火を噴き、レフトスタンドへダメ押しとなる第16号2ラン。松中の2打席連続の一発など、打線14安打･7得点で快勝し、首位･西武に連勝を飾りました。
先発のガトームソンは、強打者揃いの西武･中軸を無安打に封じる好投。7回途中･5安打･2失点で、6月11日以来の今季4勝目。また、3番･松田が3安打･2打点、4番･松中は3安打･3打点、5番･レストビッチも2安打･2打点と、全7得点を中軸が叩きだす活躍で、打線も4試合連続の2ケタ安打。
これで3位･ソフトバンクは3連勝を決め、首位･西武とのゲーム差は｢4｣。チームは勢いそのままに、11日から長期ロード･最後のカードとなる2位･日本ハムとの3連戦に臨みます。