試合情報

後半戦を白星スタートと波に乗るソフトバンクはオリックス3連戦の第2戦。昨夜の勢いのまま、チーム一丸の戦いで連勝したいところです。
その試合は1回、先頭･本多のヒットと送りバントなどで2死3塁とすると、小久保がセンターへ先制タイムリー。幸先良く1点を先制します。更に3回には、仲澤の右中間への2塁打で1死2塁のチャンス。ここで松中がレフトの頭を越えるタイムリーを放ち1点追加。主軸の活躍で序盤に2点のリードを奪います。
投げては先発のホールトンが安定したピッチングで、4回までノーヒットとオリックス打線を封じ込めます。5回に日高に一発を浴びますが、6回を投げ2安打1失点の好投で、後を中継ぎ陣に託します。
しかし7回、2番手･三瀬が代打･清原のヒットでピンチを招くと、3番手･高橋秀が代打･相川に同点タイムリー。更に1死3塁2塁から坂口にスクイズを決められ、この回計2失点で勝ち越しを許してしまいます。
それでも8回、仲澤のヒットなどで2死2塁とし、小久保の左中間を深々と破るタイムリー2塁打。主砲の意地のタイムリーですぐさま同点に追いつきます。
この勢いを繋ぎたいソフトバンクは9回、辻が右中間への当たりを激走し3塁打とすると、長谷川のセカンドゴロ･相手フィルダースチョイスで一気にホームイン。辻の好走塁が光り1点をもぎ取ると、これが決勝点となり、連夜にわたる終盤の勝負強さで、オリックスに見事な逆転勝ち。チームは後半戦･2連勝を飾り、今カードの勝ち越しを決めました。
ソフトバンク、これで100試合を52勝48敗で終え、貯金は｢4｣。節目の試合を白星で飾り、首位奪還へ向けたチームの勢いは止まりません。