試合情報

ソフトバンク、ロッテ3連戦を1勝1敗で迎え、勝ち越しを狙う第3戦。
その試合は1回、本多･明石の連打から、松中がセンター前にきっちりとタイムリーを放つと、更に無死3塁1塁からダブルプレーの間に1点を加え、幸先良く2点を先制。しかし直後の裏、先発のパウエルが1点を返され、2回には竹原に同点タイムリー。ソフトバンク、試合を振り出しに戻されてしまいますが、その後は粘り強く踏ん張り、試合の主導権を渡しません。
すると5回、本多のヒットや相手ワイルドピッチなどで1死3塁2塁。ここで打席の松中が目の覚めるような打球を、ライナーでライトスタンドに突き刺し第22号3ラン。大事な場面で主砲が貴重な一発を放ち、勝ち越しに成功します。
しかし6回、パウエルが渡辺正の2ランで1点差に迫られてしまうと、7回に2番手･篠原が橋本に2点タイムリーを打たれ逆転。それでもソフトバンクは1点を追う8回、勝利への執念が爆発。小久保の内野安打を足掛りに無死満塁のチャンスとし、ここで代打･荒金の押し出し四球で同点。更に高谷がセンター前へ気合いの勝ち越しタイムリー。なおもたたみかけ、続く本多がライト線へ2点タイムリーを放つと、明石の犠牲フライで1点を追加。この回打線が火を噴き、打者一巡の猛攻で一挙5得点。熾烈なシーソーゲームを先発全員の14安打で10得点を叩き出し、逆転勝利を掴みました。
9連戦･最初のカードを、投打の粘りで勝ち越しを決めたソフトバンク。更に勢いに乗り、明日からヤフードームで日本ハムを迎え撃ちます。