試合情報

3連敗中のソフトバンク、今日も敵地･所沢で西武3連戦･3戦目。何としても真夏の9連戦の最終戦を白星で締めくくり、ここで流れを変えたいところです。
その試合は、今までのうっぷんを晴らすかのごとく1回から打線が爆発。本多のヒットと相手エラーなどで1死満塁とし、このチャンスに松田がストレートを弾き返し、ライト前へ2点タイムリー。更に吉川の左中間にポトリと落とすタイムリーで1点。この回計3点を入れ、ソフトバンクが幸先良く先制します。
その裏に先発･パウエルがブラゼルに2ランを浴び、1点差に詰め寄られてしまいますが、2回に本多が2塁打で出ると、続く金子が高めの球をライト前へ。ライトからの好返球も、本多がタッチをかいくぐりホームイン。本多の好走塁が活き、1点を追加。なおもたたみかける打線は、3回にも大村のタイムリーで1点を追加し、再び3点リード。
その裏に1点こそ返されますが、それでも打線の勢いは止まらず、4回に松中のタイムリー。更に5回にも本多の今日4安打目がレフト線へのタイムリーとなり、5回まで毎回得点。
打線の援護をもらったパウエルは、ランナーを背負いながらも後続を片付ける丁寧な投球。しかし7回途中で連打を浴び、マウンドを中継ぎ陣に託すと、その後2点を返され、2点差に迫られてしまいます。それでも8回、松田が右中間スタンドに勝利を引き寄せる貴重な第14号2ラン。追いすがる西武を突き放し、先発全員の2ケタ17安打･9得点の猛攻。ソフトバンク、先攻逃げ切り勝利を決め、ついに連敗をストップさせました。
打たせて取る投球を見せた先発･パウエルは、4月15日以来･待望の2勝目。また火を噴いた打線は、絶好調･本多が驚異の6打数･5安打。2試合連続の猛打賞で見事にチームを蘇らせました。
苦しかった9連戦を勝利で終え、チーム一丸で乗り越えたソフトバンク。ここから連勝を重ね、首位を走る西武を一気に追い詰めたいところです。