2008.08.28 THU
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3位に転落してしまったソフトバンクは、本拠地・ヤフードームで4位・オリックス2連戦の第2戦。負けられない大事な試合に臨みます。
その試合の先発は、今季初勝利を目指す新垣。その新垣は立ち上がりから、キレのある伝家の宝刀・スライダーが冴え、三振の山を築く快投。オリックス打線を手玉に取り、4回までパーフェクトに抑えます。5回、後藤の先制弾で1点こそ許すも、その後は追加点を与えない冷静な投球を続けます。
好投の新垣に何とか応えたい打線は、オリックス先発・近藤の緩急を使った投球の前に苦しみ、なかなかチャンスを作れません。すると8回、ここまで好投を続けていた新垣が、2死3塁1塁から痛恨のワイルドピッチ。終盤に2点目を与えてしまいます。
それでもその裏、ここまで1安打に封じ込まれていた打線がついに奮起します。中西のヒットと代打・吉川の2塁打などで2死3塁2塁のチャンス。ここで本多が初球を思いっきり叩きつけ、タイムリー内野安打。1点を返し勢いに乗る打線は、なおも2死3塁2塁から打席に代打の本間。その本間の上手く流した打球は、3塁手の頭を越えレフト線へ2点タイムリー。意地を見せ、粘りの攻撃で計3点を奪い、ついに逆転に成功。
1点のリードと変わった9回、守護神・馬原が昨夜のリリーフ失敗を払拭する気迫溢れる投球。オリックス打線をねじ伏せ、ソフトバンク見事な逆転勝ちで接戦をモノにしました。
先発・新垣は、8回を3安打・2失点で2ケタ11奪三振の素晴らしい投球。苦しんだ今シーズンの一歩を踏み出し、復活を告げる涙の今季初勝利。
これからの大事な戦いに向け、頼もしい右腕の復活に沸くソフトバンク。一夜にして2位に返り咲き、明日からはヤフードームで首位・西武との3連戦。ファンの大声援を後押しに、ここで少しでもゲーム差を縮めておきたいところです。

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