2008.08.29 FRI
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昨夜、見事な逆転勝利を掴んだソフトバンク。今日から本拠地・ヤフードームに首位・西武を迎えての直接対決・3連戦。少しでもゲーム差を縮めるべく、是非とも白星で飾りたいところです。
その初戦の先発は2ケタ・10勝目を狙う杉内。その杉内は3回、2死2塁から栗山にタイムリーを打たれると、更にブラゼルにも2点タイムリー。この回計3点を失い、先制を許してしまいます。
しかしその裏、すぐさま打線が反撃。エラーで出塁した本多を2塁に置き、松中の打った瞬間それとわかる当たりは、ライトスタンドへ突き刺さる第23号2ラン。松中の通算300号メモリアルアーチで2点を返し、1点差に迫ります。
更に勢いに乗る打線は4回、四球やヒットなどで2死3塁2塁とすると、森本がレフト前へ技ありのタイムリーを放ち同点。
この勢いを一気に加速させたい打線でしたが、西武先発・涌井からチャンスは作るものの、あと一本が出ず勝ち越し点を奪うことが出来ません。
それでも、先発・杉内が粘り強いピッチングでリズムを掴み、9回のピンチもバックの好守備で無得点。試合は両軍一歩も引かぬ投手戦となり、同点のまま勝負の延長戦へ入ります。
しかし迎えた延長11回、この回から代わった4番手・柳瀬が細川に痛恨の勝ち越しソロ。それでもその裏、這い上がってきた男がチームを救います。1死で打席には、育成枠から支配下登録された代打・吉川。その吉川の振り抜いた打球はレフトスタンド中段へ飛び込む起死回生の同点弾。見事に代打起用に応えた吉川の貴重なプロ第1号ソロで、再び試合を振り出しに戻します。
すると、負けは無くなった延長12回裏。先頭・森本のヒットなどで2死3塁1塁と一打サヨナラのチャンス。しかし後続が倒れてしまい、試合は延長12回の規定によりソフトバンク今季初の引き分けとなりました。
勝ち負けこそ付かなかったものの、この死闘をチーム全員で戦い抜いた気迫。明日こそこの気迫で勝利し、死闘の決着をつけたいものです。

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