2008.08.31 SUN
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ソフトバンク、2試合連続の延長12回・引き分けで迎えた首位・西武との直接対決・3連戦の最終戦。
絶対に負けられない今日の先発は、北京五輪から戻ってきた和田。その和田は立ち上がりの1回、制球が定まらず2つの四死球などで1死満塁のピンチ。しかし、ここを狙い通りのダブルプレーで切り抜けると、毎回のようにランナーを背負いながらも、粘りの投球で序盤3回を無失点に抑えます。すると尻上がりに調子を上げていった和田は、その後7回までを毎回3人で抑える好投を披露し、スコアボードにゼロを刻んでいきます。
その和田の気迫に何としても応えたい打線はその裏、先頭・吉川のレフトフェンス直撃の2塁打から2死満塁。更に9回にも、本多のヒットなどで2死満塁と一打サヨナラのチャンスを作りますが、いずれも決定打が出ず、両軍・無得点のまま試合はなんと3試合連続の延長戦へ突入。
その後もマウンドにも登った和田は、強力・西武打線に対して10回を投げ抜き、気迫の143球・9安打・10奪三振・無失点の熱投。11回からは2番手・篠原と3番手・水田の継投、12回は4番手・佐藤が西武の攻撃を完璧に封じ、サヨナラ勝利に向けたいい流れを作ります。
そして最終12回裏、クリーンナップからの攻撃。今日こそ必ず白星を掴みたいソフトバンクは、2死から松田がライト前へヒットを放ち、勝利への執念を見せます。しかしここでも後続が倒れてしまい、投手陣の踏ん張りも報われず、首位・西武との3連戦は、まさかまさかの3試合連続・延長12回規定により引き分けとなってしまいました。
この直接対決3連戦で、首位・西武に猛チャージをかけたいところでしたが、白星を飾ることが出来ずゲーム差は「8」のまま。ソフトバンク、この死闘で掴んだ気合いを持ち越し、逆転優勝への望みを賭けた勝負の9月へと入ります。

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