2008.09.10 WED
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4連敗でもうこれ以上負けられないソフトバンクは、ヤフードームで楽天3連戦の第2戦。今日はドームの屋根が開いての試合。嫌な空気を追い払い、今日こそ連敗を止めたいところです。
その試合は、ソフトバンクが2回に楽天先発・朝井から松中・小久保の連打、大村の四球などで2死満塁とすると、ここで打席の山崎が追い込まれながらも、粘りを見せてフルカウントから四球。満塁のチャンスを活かし、押し出しで大事な先制点を奪います。
また、ソフトバンク先発の新垣は、今日も序盤からキレのあるスライダーを駆使し、楽天打線を翻弄。その後4回のピンチも、スライダーで2者連続三振に仕留め、前半5回を1安打ピッチング。6回まで毎回の10奪三振と好投を続ける新垣は、7回に1死2塁1塁のピンチを迎えますが、ここも後続をダブルプレーに打ち取り無失点。
その新垣の好投に何とか応えたい打線はその裏、大村・森本のヒットなどで1死3塁2塁と追加点のチャンス。ここで山崎のゴロに3塁ランナー・大村がホームへ突進し、送球を焦ったフェルナンデスが落球。タイムリーエラーで待望の1点を加え、リードを2点に広げます。
ところが8回、ここまで楽天打線を封じてきた新垣が捕まり、1死満塁。このピンチでセギノールに押し出し死球を与えてしまい、1点差。なおも1死満塁が続きますが、代わって登板した2番手・水田が後続を黙らせる無失点リリーフ。すると9回は、守護神・馬原。その馬原が2死2塁と一打同点のピンチを背負いますが、最後は151キロのストレートで空振り三振。ソフトバンク、1点を争う緊迫した接戦を勝ち取り、ついに連敗を脱出しました。
リードを守り抜いた投手陣。先発の新垣は8回途中を4安打・1失点、10奪三振の快投で今季2勝目。馬原は今季8セーブ目をマーク。2番手・水田もこの試合最大のピンチで見事な火消し役を披露。
またロッテがオリックスに敗れたため、チームはロッテを抜きすぐに4位へ浮上。1勝の重みを知るソフトバンク、厳しい状況にも目の前の試合を確実に掴み、ここから更なる上を目指します。

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