2008.09.15 MON
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
0
2
0
0
2
2
0
1
0
0
3
0
2
1
0
1X
R
H
7
19
8
12

 

早めに浮上のキッカケを掴みたいソフトバンクは、今日のロッテ3連戦の第3戦でその光りを見出したいところ。
その試合は1回2死を取られるも、ここから多村・松中がヒットで繋ぎ2塁1塁。このチャンスに続く大村がキッチリとセンター返しの先制タイムリー。クリーンナップの3連打で、幸先良く1点を先制します。しかしその裏、先発・ガトームソンが西岡の先頭打者ホームランで同点に追いつかれてしまいますが、4回に打線が奮起。先頭の松田がヒットで出塁すると、続く小斉が左中間を深々と破るタイムリー2塁打。更に1死3塁から本多が積極的に初球を叩き、レフト線へタイムリー。2点の勝ち越しに成功し、流れを引き寄せます。
しかしその裏、援護を貰ったガトームソンがこのリードを守りきれません。先頭の橋本に一発を浴びると、更にサブローに2点タイムリー。計3点を奪われ、ロッテに逆転を許してしまいます。波に乗りきれないガトームソンは、6回にも大松・福浦にタイムリーを打たれ、6回途中・6失点で降板。
それでも3点を追う7回、ソフトバンク打線に火が付きます。多村・松中・大村のクリーンナップ3連打などで2死満塁。ここで松田が高めのストレートをレフト線へ運び、2点タイムリー2塁打。中軸からの攻撃で細かく4本のヒットを繋ぎ、1点差。その裏、犠牲フライでリードを広げられるも、それでも今日こそ勝利へと発奮するソフトバンク。8回に田上・本多のヒットなどで1死3塁2塁とし、多村の打球は右中間を突破の2点タイムリー。本調子でないながらも、打線を鼓舞し続ける多村の今日4安打目のヒットで、ついに同点に追いつきます。
しかし試合は9回裏。5番手・柳瀬が1死3塁2塁のピンチを招くと、大塚に返された打球は無情にもセンター前へ弾み、痛恨のサヨナラタイムリー。ソフトバンク、壮絶な打ち合いをモノに出来ず、同一カード3連敗を喫してしまいました。
必死に勝利を追い求めるも投打がどうも噛み合わず、チームは4連敗。しかし、打線は今季最多タイの19安打で4試合連続の2ケタ安打と完全復調。気持ちはどのチームより負けないソフトバンク。明日からは4.5ゲーム差離れた2位・オリックスとの3連戦。苦しい状況下にも諦めず、チーム一丸となって混戦パ・リーグを戦い抜いて欲しいところです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート