2008.09.17 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
4
2
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
4
11
2
7

 

5連敗中と今日こそ連敗をストップさせたいソフトバンク。舞台をスカイマークスタジアムに移して臨んだオリックス3連戦の第2戦。
その試合は1回、先発の杉内が2死2塁から4番・ローズに右中間スタンドへ突き刺さる先制2ラン。ソフトバンクは今日もオリックスを追いかける苦しい試合展開を強いられます。
この2点を跳ね返すべく打線は、2回に大村の8試合連続となるヒット、3回には本多のヒットなど、5回まで毎回先頭打者が出塁。しかし、打線が繋がらずにオリックス先発の岸田を捕らえることが出来ません。
一方の杉内も、5回まで毎回のようにランナーを背負いながらも、負けじと粘りの投球。エースの意地、勝利への執念で2回以降のスコアボードにゼロを刻み、後半もただただ打線の援護を待ち続けます。
試合はそのまま両軍一歩も引かず、残すは9回・1イニングの攻防。力投を続ける杉内に応えて、何としても粘りを発揮させたいソフトバンク。オリックス守護神の加藤から大村が3安打・猛打賞となるヒットで出塁すると、これに小斉も続き2死3塁1塁。ここで代打・田上がショートへタイムリー内野安打。ようやく1点を返し、なおも2死2塁1塁のチャンスで打席にはここまで2安打の本多。その本多が2ストライクと追い込まれながらも4球目を振り抜き、打球は勝利への強い気持ちを乗せたままライトスタンドへ値千金の3号逆転3ラン。不屈の闘志を貫いたソフトバンク、救世主・本多の劇的一発で逆転勝利をもぎ取り、ついに連敗を脱出させました。
先発の杉内は、気持ちの入った投球で8回・7安打・8奪三振・2失点で今季10勝目。勝利から遠ざかっていたエースが、2年連続の2ケタ勝利。
これでクライマックスシリーズ出場権の3位まで2.5ゲーム差。流れを変える大きな一勝を自らの手で掴み取ったソフトバンク、今ここから怒涛の快進撃をスタートさせます。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート