2008.09.21 SUN
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今日こそ是が非でも勝利を手にしたいソフトバンクは、首位・西武との今季最終戦。ここまで10勝10敗3分の今カード・勝ち越しを賭けた一戦に臨みます。
その試合は2回、先発のガトームソンが江藤に7号2ランを浴びると、更に赤田にタイムリー。この回、計3失点で西武に先制点を許してしまいます。しかし、その後はしっかりとリズムを立て直し、西武に行きかけた流れを食い止めると、3点を追う4回に打線が反撃開始。2死から松中が相手エラーで出塁し、続く松田が右中間フェンス直撃のタイムリー3塁打。1点を返し、逆転へ向けチームを奮起させます。
更に尻上がりに調子を上げるガトームソンが、中盤の西武打線を見事に封じて勢いを呼び込み、2点ビハインドで迎えたラッキー7の攻撃。松中が粘った7球目をライト前へヒット、更に大村がレフトに流す技ありのヒットで1死3塁1塁。ここで続く柴原がレフト前タイムリーを放ち、ベテラン勢の意地でついに1点差まで詰め寄ります。
しかし直後の8回、ガトームソンが先頭の片岡に2塁打を打たれたところで降板。代わって2番手・篠原が登板するも、1死3塁から代打・平尾のショートゴロの間に1点。終盤に重い追加点を入れられてしまいます。ここで何とか踏ん張り、再び流れを引き寄せたいソフトバンク。しかし9回、3番手・柳瀬が大炎上。栗山・平尾の連続タイムリーで2点を失うと、更に中村に痛恨の43号満塁弾。この回まさかの6失点で、8点差に広げられてしまいます。
それでもその裏、絶対に負けられないソフトバンクが意地を見せます。松中・松田の連続四球などで1死3塁1塁とすると、柴原のピッチャー強襲の当たりが相手エラーを誘い、その間に1点。更に満塁から中西の押し出し四球。続く本多がレフト前へタイムリーを放ち、更に1点。ところが、蘇った粘り強さで計3点を返すも反撃及ばず、終盤の大量失点が響き、重苦しい空気の残る敗戦を喫してしまいました。
どうしても勝ちきれず、今季西武戦の負け越しが決定してしまったソフトバンク。これで3連敗となり、3位まで4ゲーム差の5位。明日からは4位・日本ハムとの2連戦。クライマックスシリーズへのわずかな望みにかけ、闘争心に火をつけて這い上がっていきたいところです。

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