2008.09.30 TUE
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ペナントレースも、残すはあと5試合。5位に浮上したソフトバンク、2連勝で迎えた楽天3連戦の3戦目。
その試合でルーキー・大場が7月12日以来の1軍・先発マウンド。プロ初登板・初勝利を無四球完封で飾った相手と対します。しかしその大場は、2回に山崎隆にプロ初アーチとなる2ランを浴びるなど、この回計3失点と楽天に先取点を許してしまいます。なんとかルーキー・大場を援護したいソフトバンク打線。3回、内野安打で出塁した大村がすかさず盗塁を決めると、相手ワイルドピッチなどで1死3塁1塁のチャンス。ここで松中が緩いカーブにタイミングを合わせ、レフト前へタイムリー。すぐに1点を返し、反撃に転じます。
しかしその後、苦しみながらも無失点に踏ん張っていた大場が5回、高須にタイムリーを打たれ、再び3点差。それでも直後の6回、松中のヒット、田上の2塁打、柴原の四球で作った無死満塁の大チャンスに、小斉がレフト前へ弾き返し1点。更に満塁のチャンスは続き、大村がタイムリー内野安打、更にこれが相手タイムリーエラーを誘い、一気に2点。この回一挙3得点で同点に追いつき、試合を振り出しに戻します。すると7回には、先頭の松田が高めのスライダーを一閃。打球はライナーでレフトスタンド中段へ突き刺さり、勝ち越しの第17号ソロ。松田の2試合連続アーチで、ソフトバンクが1点のリードを奪います。
ところがその裏、4番手・水田がフェルナンデスに同点ソロを浴びると、代打・セギノールには右中間スタンド・場外へ消える特大の3ラン。一発攻勢で逆転を許してしまい、更に続く8回にも中継ぎ陣が、火の付いた楽天・打者一巡の猛攻に飲み込まれ、大量7失点。ソフトバンク、後半の意地の粘りで一度は逆転しますが、投手陣が崩壊してしまい4時間41分に渡る長い戦いをモノにすることは出来ませんでした。
しかし、打線は2ケタ13安打と復活の兆し。中でも大村は4安打の固め打ち。また、松田が2試合連続の一発を放ち、3安打・猛打賞。3連勝ならず大敗を喫してしまったソフトバンク、この敗戦から学んだものを今後に活かし、勝利へ向かって最後まで悔いのない戦いをしていきたいところです。

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