2009.03.27 FRI
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オープン戦も残り3試合となり、昨夜のサヨナラ勝利で現在・5連勝中のソフトバンク。シーズン開幕を1週間後に控え、今日からオープン戦・最後のカードとなる大事な広島との3連戦に入ります。
試合は1回、ソフトバンク先発の和田が先頭の赤松に3塁打を打たれると、続く東出にはレフト前にタイムリー。いきなり1点を失い、広島に先制点を許してしまいます。しかし和田は後続をダブルプレーなどで片付けると、2回はしっかり無失点。
すると打線がその裏、ヒットで出塁した小久保を1塁に置き、新外国人選手のアギーラが左中間スタンドにオープン戦・第2号2ラン。存在感を見せる助っ人の一振りで、逆転に成功します。
ところが直後の3回、広島打線に2点を奪われ、再び1点のビハインド。しかし、その後きっちりと修正した和田は、5回を全て空振り三振で黙らせるなど、4回・5回の2イニングを三者凡退。チームに流れを呼び込みます。
すると5回、先頭・田上がセンターバックスクリーン右へオープン戦・第2号となる同点ソロ。更に1死2塁1塁から松田がオープン戦・第4号3ランをライトスタンドに叩き込み、この回一挙4得点。
しかし3点リードで迎えた終盤7回、3番手・ファルケンボーグが1死3塁からゴロの間に1点を失うと、8回には4番手・久米の制球が定まらず満塁とし、続く5番手・篠原が嶋に同点となる2点タイムリー。自らリズムを崩してしまい、リードを守りきることが出来ません。それでも勝ち越しを許さず踏ん張ると、オープン戦・9試合目の登板となったルーキー・攝津が9回を無失点。
この踏ん張りを勝利へ繋げたいソフトバンクは同点のまま迎えた9回裏の攻撃。まずは先頭の高谷がヒットで出塁し、本多の送りバントなどで2死3塁とサヨナラのチャンス。ここで打席には昨夜・サヨナラホームランを放っている松田。その松田が初球から積極的に振っていった打球は二遊間を鋭く抜け、センター前へサヨナラタイムリー。粘る広島を退け、ソフトバンクは2試合連続のサヨナラ勝利を飾りました。
開幕投手候補の先発・和田は、5回を投げ5安打・6奪三振・3失点の投球内容。また2番手・三瀬は1イニングを三者凡退に抑え、安定感のあるピッチングを披露。更に、9回に登板したルーキー・攝津は、9試合連続の無失点投球を継続中。
打線は2ケタ・11安打。中でも連夜のサヨナラ男となった松田は、2安打・4打点の大活躍。本多・アギーラ・田上も2安打を放ち、調子は上向き。
勝負強さを見せるソフトバンクはこれで見事6連勝。シーズン開幕へ照準を合わせ、更にチームの勢いを加速させていきます。

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