2009.03.29 SUN
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7連勝と非常にいい仕上がりを見せるソフトバンク。今日の広島戦はオープン戦・最後の試合。ここで5日後に迫った開幕へ向けて、最終調整を念入りに図りたいところです。
試合は1回、先頭の本多が相手エラーで出塁すると、続く川崎がレフト前ヒットなどで1死3塁2塁のチャンス。ここで松中のショートゴロの間に、3塁ランナー・本多がホームイン。本多・川崎の1・2番コンビでチャンスを作り、幸先良く先制点を奪います。
ソフトバンクの先発はオープン戦5試合目の登板となった大場。その大場は1回を三者凡退と上々の立ち上がりを見せますが、2回に無死3塁1塁から犠牲フライで同点とされると、更に石原にはレフトスタンドへ1号2ラン。この回計3失点で逆転を許してしまいます。
それでも2点を追う3回、本多・川崎の連打などで1死3塁2塁のチャンスに、相手ワイルドピッチの間に1点。更に4回には中西のタイムリー2塁打で1点を返し、早い段階で同点に追いつきます。
その後もなかなかリズムに乗りきれない大場でしたが、6回まで粘りの投球で抑えると、7回をファルケンボーグが抜群の制球力で3者連続三振。8回は、神内が緩急をつけた丁寧なピッチングで三者凡退。すると9回には、ルーキー・攝津も落ち着いた投球で3者連続三振。後を継いだ中継ぎ陣が磐石のリレーで締め、広島打線を完全に封じ込めます。
そしてソフトバンク、残すはサヨナラ勝利を狙う9回裏の攻撃。この回先頭の長谷川が右中間突破の3塁打を放ち、一打サヨナラの大チャンスが到来。しかしここで広島ベンチはなんとレフトを三遊間に置き、内野5人・外野を2人で守る変則シフト。この奇策に後続が阻まれ、試合は9回・オープン戦規定により引き分けとなりました。
先発の大場は6回を投げ、4安打・6奪三振・2四死球・3失点の投球内容。またファルケンボーグ・神内・攝津は、それぞれ1イニングを三者凡退の好投で、日に日に安定感の増すリリーフ陣は今日も健在。中でも、オープン戦・10試合連続で無失点投球を続けたルーキー・攝津の今後の活躍に注目です。
また打線は、川崎が昨日に続き、2試合連続の2安打・マルチヒット。また、1安打の本多も2度の出塁が全て得点に絡む活躍で、復活した自慢の1・2番コンビが躍動。
見事オープン戦を首位で終えたソフトバンク。4月3日・ヤフードームにオリックスを迎え、待ちに待った09シーズンがついに幕を開けます。

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