2009.04.12 SUN
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今日こそ連敗から脱出したいソフトバンクは、日本ハム3連戦の第3戦。
先発は初勝利を狙う杉内。その杉内は2回、高橋にレフトスタンドへ一発を浴び、先制を許してしまいます。しかしその裏、長谷川がセンターの頭上を越えフェンス最上部へ直撃する2塁打を放つと、2死3塁で高谷がセカンドへのタイムリー内野安打。すぐさま1点を返し、同点に追いつきます。更に勢いに乗った打線は3回、本多のセンター前ヒットと盗塁などで2死3塁。ここで松中が左中間を深々と破るタイムリー2塁打。ソフトバンク、上手く打線が繋がり、序盤で1点の勝ち越しに成功します。
味方に援護点を貰った杉内でしたが続く4回、ランナーを1塁に背負い、スレッジにバックスクリーンへ3号2ラン。勝ち越した直後に痛恨の逆転弾を浴び、日本ハムに1点のリードを許してしまいます。それでも、勢いを増す打線はその裏、先頭・長谷川のヒットなどで2死2塁とすると、森本が二遊間を破るセンター前タイムリー。すぐさま同点に追いつくと、続く本多もきれいな流し打ちでレフト前タイムリー。2者連続タイムリーでこの回計2点。逆転に成功し、試合は1点を争うシーソーゲームとなります。
連敗ストップへ追加点が欲しい打線は6回、先頭の森本が左中間を大きく突破する2塁打を放つと、本多がきっちり送りバントを決め1死3塁。チャンスを作ると続く川崎がレフト前へ弾き返すタイムリー。無駄のない攻撃で貴重な追加点を挙げます。
先発の杉内は毎回のようにランナーを出しながらも、その後は得点は許さぬ粘りのピッチング。粘り強く日本ハム打線を封じ込め、7回を投げ終えたところで降板。後を継いだ2番手・ファルケンボーグが8回を3人で片付ける好リリーフ。9回に守護神・馬原が1点こそ失うも、日本ハムの追い上げを退け、1点差で逃げ切り勝利。苦しみながらも白星を手にしたソフトバンク、連敗を3でストップさせました。
先発の杉内は7回を7安打・3失点。要所を押さえる粘りのピッチングで、嬉しい今季初勝利を挙げました。最後を締めた馬原が今季初セーブ。また、繋がりを見せ始めた打線は本多・松中・長谷川・森本が2安打をマークし、今季最多の12安打。中でも、本多が9試合連続安打と好調そのままに、まだまだバットが止まることを知りません。
嫌な流れを払拭したソフトバンクは、14日から昨年の覇者・西武との3連戦。連敗した分、ここから一気に巻き返しを図っていきたいところです。

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