2009.04.29 WED
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9連戦の初戦を敗れ、2連敗となってしまったソフトバンク。今日の西武3連戦の2戦目で連敗を止め、9連戦の流れを掴みたいところです。
ソフトバンクの先発は現在2勝を挙げているホールトン。そのホールトンはストレート主体の投球で1・2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。しかし3回、先頭のボカチカにセンターバックスクリーン左へ6号ソロ。西武に先制点を許してしまうと、5回にまたもボカチカにレフトスタンドへ運ばれ、2打席連続となる7号ソロ。それでも自分の投球を続けるホールトンは、前半5回までで打たれたのはボカチカの2本のみと、2回以降・毎回奪三振を奪う好投。ソフトバンク、2点を追い後半戦に入ります。
このホールトンの好投に何としても応えたい打線は6回、ここまで無安打に封じ込まれていた西武先発・石井一から川崎がチーム初安打となる2塁打。しかしその後、松中・小久保の連続四球で満塁までチャンスを広げますが、あと一本が出ず無得点。それでも7回、先頭・オーティズのライト線・2塁打などで1死2塁のチャンス。ここで状態上向きの柴原が代打で登場。その柴原が起用に応え、痛烈なピッチャー返しのセンター前タイムリー。1点差に迫り、反撃ムードを高めます。
しかしその裏、2死を取り、今日2本塁打のボカチカを敬遠気味の四球で歩かせると、続く銀仁朗の2塁打に返球を焦ったレフト・長谷川が、球が手につかず痛恨のタイムリーエラー。リードを2点差に広げられ、ホールトンは好投空しくここで降板。この流れを変えようと2番手・神内がマウンドに登りますが、2死3塁2塁から片岡に2点タイムリー2塁打。更に続く栗山にはレフトスタンドへ2号2ランを打たれ、この回2死からまさかの5失点。
終盤に6点を追う厳しい試合となったソフトバンク。8回、川崎・松中の連打で無死3塁1塁とし、小久保のショートダブルプレーの間に1点こそ返しますが、西武投手陣の前に計5安打と打線奮わず。流れを掴めぬまま、後半の西武の勢いに飲まれ、痛い敗戦を喫してしまいました。
先発のホールトンは、7回途中・4安打・7奪三振・4失点の投球内容。好投実らず3勝目はお預けとなりましたが、安定したピッチングを披露。また、新助っ人・オーティズが2塁打を放ち、昨日の本塁打に続く2試合連続ヒットとチームに新たな風を起こしています。
3連敗となり、いまだ西武戦・今季未勝利のソフトバンク。明日こそは西武から白星を挙げ、上昇気流に乗りたいところです。

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