2009.05.09 SAT
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昨夜、劇的なサヨナラ勝ちで今カード初戦を白星で飾ったソフトバンク。今日もヤフードームで西武3連戦の第2戦。今日の福岡は気温が25度以上を記録する真夏日。ソフトバンクの先発・新垣は、今日が29歳の誕生日。ぜひとも勝ってファンと共に誕生日を祝いたいところです。
その新垣は、2回まで西武打線を無失点に抑え、まずまずの立ち上がりでしたが3回、先頭のボカチカにストレートの四球を与えたところから、リズムが狂います。片岡の右中間を深々と破るタイムリー3塁打で先制を許すと、続く中島にはセンター頭上を越えるタイムリー2塁打。ここで中村に13号2ランをレフトスタンドへ運ばれてしまいます。さらに石井義にフェンス直撃のセンターオーバー3塁打を放たれると、銀仁朗にレフト前へのタイムリー。この回打者一巡の猛攻を受け、一挙5点を奪われてしまいます。結局、ソフトバンクの先発・新垣は、この回でマウンドを降ります。
3回途中から、新垣をリリーフした藤岡は4回に1点を失いますが、5回・6回は力のこもった投球で西武打線を全く寄せ付けず無失点に抑えます。ところが7回、中島にライトフェンス直撃の2塁打を放たれると、詰まらせながらもG佐藤に右中間へタイムリー2塁打を運ばれてしまいます。さらに坂田には三遊間を破られる2点タイムリー。この回計3点を奪われ、終盤に来て9点を追う苦しい展開になります。
西武・先発の帆足に6回まで2安打に抑えられていたソフトバンク。ラッキー7の攻撃でファンの声援が飛び交う7回、長谷川のこの試合2本目となるヒットなどで1死2塁1塁のチャンスを迎えますが、後続が打ち取られてしまいファンの声援が溜息に変わってしまい、無得点のまま9回裏。打線はクリーンナップからの攻撃で意地を見せます。松中・小久保の連続安打で無死2塁1塁のチャンスを作ると、続く長谷川は見事なレフトへの流し打ちでタイムリー。しかし、粘りは見せますが後続が打ち取られ9回の反撃は1点止まり。悔しい大敗を喫してしまいました。
打線は8回まで3安打と沈黙しましたが、9回にクリーンナップの3連打で西武先発・帆足をマウンドから引きずり降ろし、完封負けだけは免れました。先発・新垣は3回途中・7安打・5失点と自らの誕生日を勝利で飾れませんでした。しかし、リリーフ陣の久米・神内は西武打線を無失点に抑える好投。そして長谷川は猛打賞と一人気を吐きました。今カードを1勝1敗とタイにされたソフトバンク。明日こそ好調打線を蘇らせ、豪快に打ち勝つ試合展開でチームを勢いに乗せたいものです。

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