2009.06.21 SUN
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5月19日から始まった交流戦も、ついに今日が最終戦。昨夜は今季最多6本の本塁打などで11得点と、打線が大暴れしたソフトバンク。雨が降りしきる横浜スタジアムで、横浜との一戦に臨みます。
この試合でも、その強力打線の勢いは止まらず、今日も猛打が爆発します。まずは1回、川崎が横浜先発・三浦の初球を振り抜き、センターバックスクリーン右へ4月16日以来となる第2号ソロ。これで1点を先制したソフトバンクは、2回に長谷川の四球と松田のレフト線への2塁打で1死3塁2塁とし、続く田上がレフト前へ2点タイムリーヒット。序盤で3点差とし、加速する打線の勢い。4回には、先頭・長谷川が低めのスライダーを場外まで運び、2試合連続となる特大の第6号ソロ。更に続く松田も左中間スタンド中段へ2試合連続の第4号ソロを叩き込み、この回2者連続アーチで計2得点。長谷川と松田の一発の共演で、横浜から大量5点のリードを奪います。
一方、打線の援護を受けたソフトバンク先発の杉内は、立ち上がりから快調に飛ばし、前半5回を全て3人で打ち取る完璧な投球。打者15人に対し許したヒットはわずか1本、4度の三者凡退とエースの貫禄を見せ付けます。
すると6回には、3塁手・松田が三遊間への鋭いライナーに、ダイビングキャッチのスーパープレー。8回には2塁手・本多がセンター前へ抜けそうな当たりに追いつき、好守備で球際の強さを見せれば、続く一二塁間への難しい打球も落ち着いて処理。力投を続ける杉内を、バックが全力で盛り立てます。
チームが一つになり、まとまりを見せるソフトバンク。杉内が9回も続投し、危なげなく横浜打線をシャットアウト。最後まで好調をキープし続けた交流戦。最終戦も投打を噛み合わせ、しっかり白星で締めくくりました。
9回を投げ切った先発の杉内は、3安打・7奪三振・無失点の好投。エースの貫禄を存分に見せ、チームトップの7勝目を今季初の完封勝利で挙げました。
チームは2連勝を飾り、これで貯金も今季最多の「10」。また、1ゲーム差で追っていたパ・リーグ首位の日本ハムが敗れたため、同率首位へ浮上。
ソフトバンク、セ・リーグ全球団に勝ち越し、完全優勝で2連覇を果たしたセ・パ交流戦。24試合の熱戦を18勝5敗1分で駆け抜け、26日からペナントを賭けた熾烈なリーグ戦が再開します。

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