2009.07.05 SUN
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首位・日本ハムに0.5ゲーム差に迫った2位のソフトバンク、今日も函館・オーシャンスタジアムでその日本ハムとの首位攻防・第2ラウンド。勝てばソフトバンクが単独首位へと躍り出る大事な一戦に挑みます。
ソフトバンクの先発は、現在3連勝中で5勝を挙げているホールトン。そのホールトンと日本ハム先発のスウィーニーとの投げ合いで始まった試合は、ソフトバンクが1回に川崎のヒット、2回には小久保・田上のヒットと、立ち上がりからスウィーニーを攻め立てます。すると3回、先頭の松田がレフト線へ2塁打を放ち、オーティズが外のスライダーに上手くバットを合わせ、ライト前へタイムリー。更に続く松中がライトスタンドへ2試合連続となる第12号2ランを叩き込み、この回一挙3得点。勝利へ向けて、貴重な先制点をもぎ取ります。
しかしここまで粘りの投球で抑えてきたホールトンがその裏、糸井のタイムリー2塁打で1点を返されてしまい、ソフトバンクのリードは2点に。それでも要所を押さえる投球で日本ハム打線の反撃を封じ込めると、5回には2者連続三振を奪い、今日初めての三者凡退。尻上がりに調子を上げるホールトン、前半5回を1失点の力投で試合は後半戦へ入ります。
ところが6回、無死3塁1塁のピンチを背負うと、ダブルプレーの間に1点を失い、1点差に詰め寄られてしまいます。それでも気迫の投球でリードを死守したホールトン、7回には1死1塁から、素早い牽制で1塁ランナーをタッチアウト。ピンチの芽を未然に防ぎ、後を中継ぎ陣に託します。
ここから継投に入ったソフトバンク。8回は2番手・ファルケンボーグが3人で仕留める好リリーフを見せると、9回に守護神・馬原が満を持してマウンドへ。その馬原は150キロ台のストレートにキレのあるフォークを織り交ぜ、日本ハムのクリーンナップをきっちり三者凡退。ソフトバンク、中軸のオーティズ・松中が挙げた3点を、ホールトン・ファルケンボーグ・馬原と繋ぐ継投リレーで守り抜き、1点差の先制逃げ切り勝利。
投げては先発・ホールトンが、7回を6安打・7奪三振・2失点と好投し、4連勝で今季6勝目。好調変わらず2ケタ10安打を放った打線は、中でも川崎が3安打・猛打賞の活躍。また松中が、2試合連続弾でオーティズ・田上に並ぶチームトップタイの第12号。更に好調打線のキーマン・多村は、7試合連続安打とペナントレース再開後・全ての試合で自慢の打撃を爆発。
負けられない首位攻防2連戦を連勝で飾ったソフトバンク、これで日本ハムを抜き今季初の単独首位へ浮上。これからもチーム一丸となり、一戦一戦を大事に戦い抜きたいものです。

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