2009.07.11 SAT
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昨夜は延長の末、4時間を超える激闘を制したソフトバンク。サヨナラ勝利の興奮冷めやらぬまま、今日もヤフードームで楽天3連戦の第2戦に臨みます。
ソフトバンクの先発は、怪我からの辛いリハビリの乗り越え、今シーズン復活を遂げた神内。2007年8月26日以来の先発マウンドに登ります。その神内は1回、簡単に2死を取るも、ここから鉄平に第4号ソロを許すと、中村紀にもライト前タイムリーを打たれ、この回計2失点。楽天に先制点を奪われてしまいます。
しかしその裏、すぐさま打線が神内を援護。2死からオーティズが、楽天先発・永井のスライダーを捕らえ、センターバックスクリーン左へ反撃のノロシとなる第13号ソロ。更に続く松中のセンター越え2塁打などで2死2塁1塁とし、多村がレフト前へ同点タイムリー。ソフトバンク、先制された直後すぐに追いつき、試合を振り出しに戻します。
苦しい立ち上がりとなった神内でしたが、少しずつ本来の投球を取り戻すと、3回にはこの試合初めての三者凡退。また4回にはランナーを3塁まで進められるも、巧みな変化球で後続を抑え、楽天に勝ち越しを許しません。
ところが、5回途中から神内の後を継いだ2番手・佐藤がピンチで踏ん張りきれず、1死3塁1塁から痛恨のワイルドピッチ。これで1点を勝ち越されると、6回には中村紀に第2号ソロ、更に中谷にも第2号2ランを浴び、4点のビハインド。その後、楽天に傾いた流れを断ち切るべく、7回のマウンドに3番手・水田が登りますが、リンデンの2点タイムリー2塁打で、リードを6点に広げられてしまいます。
大差をつけられても、勝利を諦めないソフトバンク。7回には田上のヒット、8回にはオーティズが四球で出塁するも、永井の前に1回以降、得点を奪うことが出来ません。それでも9回、2番手・グウィンから多村が今日2本目となるヒットで鼓舞しますが、打線が繋がらず後続が凡退。中継ぎ陣が踏ん張り切れなかったソフトバンク。好調打線も、ヒットは放つものの楽天・投手陣を打ち崩せず、悔しい敗戦を喫してしまいました。
しかし、8回から登板した4番手・三瀬が、2イニングを2安打・3奪三振・無失点の力投。また、2安打を放った多村が連続試合安打を「12」に伸ばし、依然好調をキープ。
単独首位は変わらずも、今日の敗戦でチームの連勝が「3」で止まり、2位・日本ハムとのゲーム差が「1.5」に縮まってしまったソフトバンク。明日の楽天3連戦の最終戦を勝利で飾り、次に控える日本ハムとの首位攻防3連戦へと弾みをつけたいものです。

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