2009.07.16 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
3
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
0
R
H
3
3
2
8

 

昨日、日本ハムに敗れてしまったソフトバンク。1勝1敗で迎えた首位攻防3連戦の第3ラウンド、オールスター前の最後の直接対決に挑みます。
ソフトバンクは、前回登板で日本ハムに完投勝利を挙げている杉内が先発。2ケタ・10勝目を賭け、中11日でマウンドに上がります。その杉内は、立ち上がりのピンチを無失点で乗り切ると、続く2回をきっちり三者凡退。その後も投球リズムを作り、前半5回を2安打の好投と日本ハム打線を沈黙させます。
するとその裏、日本ハム先発・武田勝の緩急をつけた投球に3安打と抑えられていた打線が、この杉内の好投に応えます。先頭・長谷川のヒットと松田の送りバントで1死2塁のチャンスを作り、田上が武田勝の足元を抜ける鋭いピッチャー返し。打球はそのままセンターへ抜け、2塁から長谷川が生還。ソフトバンク、田上の先制タイムリーで貴重な1点をもぎ取り、試合の均衡を破ります。
ところが直後の6回、杉内が得点圏にランナーを背負うと、続くスレッジとの勝負を避け、四球で2死2塁1塁。しかしこれが裏目に出てしまい、続く小谷野にレフトフェンス直撃の2点タイムリー3塁打。更に2死3塁から糸井の2塁ゴロを本多が1塁へ悪送球。タイムリーエラーで更に1点を失い、この回計3失点。ソフトバンク、日本ハムに逆転を許し、2点のビハインドを負ってしまいます。
ここから反撃に転じたい打線は、6・7回を2イニング連続の三者凡退。それでも、絶対に負けられないソフトバンクは8回、3番手・建山から本多・川崎の1・2番コンビの連打で無死3塁1塁。このチャンスに、続くオーティズがレフトへ犠牲フライを放ち1点。1点差に詰め寄り、9回の逆転サヨナラ勝利へと望みを繋げます。しかし9回は、前の回・途中から登板した守護神・武田久に抑え込まれてしまい、三者凡退。日本ハムに逆転を許したソフトバンク、反撃も及ばず悔しい1点差負けとなり、5月13日以来・約2ヶ月ぶりの連敗を喫してしまいました。
先発の杉内は7回を3安打に抑えるも、6四球。制球に苦しみ今季2敗目と、2ケタ勝利は次回登板におあずけ。打線は8安打も、多村の連続試合安打が「15」でストップ。しかし2安打を放った本多が、5試合ぶりのヒットと復調の兆し。
首位攻防3連戦を1勝2敗と19カードぶりの負け越しとなったソフトバンク。これで2位・日本ハムとのゲーム差を「0.5」に縮められ、明日からはロードでロッテとの3連戦。まずは連敗を止め、チームの勢いを取り戻したいものです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート