2009.07.18 SAT
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連敗を「3」で止めたいソフトバンクは、敵地・千葉マリンスタジアムでロッテ3連戦の第2戦。今日こそ打線奮起で勝ち星を掴みたいところです。
その試合は1回、1死から川崎がライト線へ3塁打を放つと、続くオーティズが初球を狙い打ちし、左中間へ先制のタイムリー2塁打。早々と1点を奪ったソフトバンク、勢いに乗る打線は続く2回に1死3塁から本多がセンター前へタイムリー。更に3回には、長谷川のセンター前タイムリーで1点を加えると、2死満塁から相手のタイムリーエラーで1点を追加し、この回計2得点。序盤3回を毎回得点と一気にたたみかけ、4点のリードを奪います。
一方、今季初勝利を狙う先発の大場は、1回に制球が定まらず2死満塁といきなりの大ピンチ。しかしここを力で無失点に封じ込めると、その後は毎回のようにランナーを許しながらも、要所を締めるナイスピッチング。前半5回を1安打の好投で、ロッテ打線を無得点にねじ伏せていきます。
この大場の好投に、更なる追加点で応えたい打線は終盤に突入した7回。2死から小久保の放った打球は高々と舞い上がり、レフトスタンド・ポール際へ飛び込む第9号ソロ。主砲の一発で貴重な1点を挙げ、点差を5点に広げます。
しかし8回、ここまで無失点投球を続けていた大場が、大松にライトスタンド中段へ運ばれる11号2ラン。3点差に迫られたところで、大場は降板。ここで流れを止めるべく登板した2番手・ファルケンボーグが、里崎に来日・初被弾となる一発を許すと、2死3塁1塁からバーナムJr.に同点の2点タイムリー3塁打。ソフトバンク、ロッテの猛反撃にこの回まさかの5失点で、試合を振り出しに戻されてしまいます。
それでも連敗脱出へ、これ以上負けられないソフトバンクは9回、4番の一振りがチームを甦らせます。1死から、松中が内角のストレートを一閃。打った瞬間にわかる打球は、ライトスタンドへ勝ち越しとなる第15号ソロアーチ。するとこれを皮切りに、1死2塁から村松のタイムリー3塁打、続く長谷川のスクイズでこの回計3得点。
再びリードを奪うと直後の9回裏は、3番手・馬原が勢いに乗るロッテの反撃を1点に抑え、最後は3者連続三振。ソフトバンク、終盤に5点差を追いつかれるも、4番・松中の一発など持ち前の勝負強さで打撃戦を制し、連敗を「3」でストップさせました。
打っては、打線が5試合ぶりの2ケタ・13安打と復調。中でも、川崎・小久保は3安打・猛打賞の活躍。また投げては、大場が8回途中を3安打・10奪三振・2失点、勝ち星こそ付かなかったものの、素晴しい投球内容。
自慢の猛打で嫌な流れを振り払ったソフトバンク。これで、雨天ノーゲームとなった日本ハムに0.5ゲーム差をつけ、単独首位へ返り咲き。ここから連勝街道を作り、今度こそ単独首位をがっちりキープしていきたいものです。

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