2009.07.29 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
5
0
0
0
0
0
3
0
0
0
0
0
0
1
R
H
5
11
4
7

 

後半戦・白星発進とはいかなかったソフトバンク。今日は本拠地・ヤフードームでオリックス3連戦の第2戦。チームに勢いを呼び込むべく、快勝で勝利を飾りたいところです。
その試合は2回、多村のヒットなどで2死1塁とすると、田上が左中間突破の2塁打を放ち、これに多村が1塁から激走しホームイン。幸先良く1点を先制し、更に2死3塁から今日スタメン出場の小斉が起用に応え、ライトスタンドへ今季第1号2ラン。ソフトバンク、チャンスを確実に得点に繋げ、この回計3点を奪います。
一方、先発の藤岡は得点圏にランナーを背負いながらも、低めを丁寧に突く投球で4回まで無失点の好投。ところが5回、1死2塁1塁から坂口のタイムリーで1点を失うと、更に1死満塁からフェルナンデス・カブレラに連続タイムリー。突如リズムを乱し4点を失い、逆転を許してしまった藤岡は、1死3塁2塁のピンチを残したまま降板。ここでオリックス打線の勢いを止めるべく2番手・水田が登板しますが、続く北川に犠牲フライ。更に1点を加えられ、この回打者一巡の猛攻に計5失点と、試合をひっくり返されてしまいます。
それでもその後、6回から8回までの3イニングを、水田・攝津・三瀬が無失点で繋ぐ力投。気持ちのこもった好リリーフで、味方の反撃を待ちます。この中継ぎ陣の踏ん張りに何とかバットで応えたい打線。しかしオリックス先発・近藤のテンポのいい投球の前に、ランナーを出すものの2回以降・無得点と歯がゆい試合展開。
そのまま2点ビハインドで、9回の攻防に入ったソフトバンク。表は5番手のファルケンボーグが、ビシッと三者凡退でねじ伏せる好投。攻撃へいい流れを作ると、その裏にソフトバンク打線が意地を見せます。先頭・長谷川の内野安打と田上の死球、更に代打・山崎の送りバントなどで2死3塁2塁。この一打同点のチャンスに、本多が2塁へタイムリー内野安打。これで1点差まで迫り、その後本多の盗塁などで再び2死3塁2塁と今度は一打逆転サヨナラのチャンス。劇的勝利への期待が高まりますが、しかし後続が倒れてしまい、反撃もあと一歩及ばず。ソフトバンク、中盤オリックスの猛攻に遭い、苦い逆転負けを喫してしまいました。
しかし、打っては小斉が嬉しい今季初アーチと、未完の大砲が目覚めの一発。また、長谷川が2試合連続の3安打・猛打賞でヒット量産態勢。
後半戦・連敗スタートとなってしまったソフトバンク。明日こそは、チーム一丸の戦いで何としても連敗をストップさせ、まずは流れを変えたいものです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート