2009.08.02 SUN
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昨日の逆転勝利で今カードを1勝1敗のタイに戻したソフトバンク。いい流れで首位・日本ハムとの直接対決・3連戦の最終戦を迎え、一気に勝ち越しを狙います。
その試合の先発は、自身2ケタ・10勝目を目指すエース・杉内。その杉内は、落ち着いた立ち上がりを見せると、3回まで日本ハム打線をノーヒットに抑える好投。しかし4回、稲葉にヒットを打たれると、2死2塁からスレッジ・小谷野に連続タイムリー。この回、突如リズムを乱した杉内、日本ハムに2点を先制されてしまいます。
中盤、追う展開となったソフトバンク打線。すぐさま反撃に転じたいところでしたが、日本ハム先発・武田勝の緩急を使った投球に翻弄され、6回まで散発4安打の無得点となかなか反撃の糸口を掴めません。
ならば守りから攻撃へといいリズムを作りたいソフトバンク。しかしどうも調子に乗りきれない杉内は、6回に1死3塁から自らのワイルドピッチで1点を失うと、更に二岡には3号2ラン。この回計3点を加えられ、杉内は6回途中・5失点で無念の降板。それでもその後のピンチを2番手・水田が1球で仕留める好リリーフ。
すると5点を追う7回。先頭の小久保が内角のスライダーを振り抜き、レフトスタンドへ2ケタに乗せる第10号ソロ。ソフトバンク、4番が反撃のノロシを上げ、その差を4点に縮めます。これを機に勢いに乗っていきたい打線でしたが、後続が日本ハムの継投に抑えられてしまい、追加点はならず。
すると直後の裏、水田が田中賢に2号ソロを打たれると、8回には3番手の大場が糸井に一発を浴び、終盤に重い6点差に広げられてしまいます。それでも9回、何とかクリーンナップからの攻撃で劇的な逆転勝利へと繋げたいソフトバンク。しかし、日本ハム投手陣の前に3者連続三振。終始、試合の主導権を握られたまま、直接対決・最終戦で悔しい敗戦を喫してしまいました。
しかし敗れはするも、打っては田上が2安打・マルチヒット。更に小久保が第10号を放ち、6年連続となる2ケタホームランと、チームリーダーが湿りがちの打線を鼓舞。
これで首位・日本ハムとの大事な3連戦を負け越し、ゲーム差が「4」に開いてしまった2位・ソフトバンク。明後日からは本拠地・ヤフードームに戻り、ロッテとの3連戦。ここで確実に勝利を積み重ね、チームを再び上昇気流に乗せたいところです。

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