

昨日は今季最多の19安打・15得点で、楽天に快勝したソフトバンク。今日はスカイマークスタジアムで、オリックス3連戦の初戦に臨みます。
その試合は1回、先頭の本多がレフト前ヒットで出塁し、川崎がきっちり送りバント。1死2塁のチャンスを作ると、続く松中がライト前タイムリーを放ち、ソフトバンクが幸先良く1点を先制。
ところがその裏、先発・ジャマーノがリードを守りきれず、1死2塁からカブレラに同点タイムリー。すると2回には1死満塁のピンチを招き、坂口に犠牲フライ。オリックスに1点を勝ち越され、序盤で逆転を許してしまいます。
それでもその後は、ヒットを許すも1点差で踏ん張っていたジャマーノ。しかし5回、2死3塁1塁からフェルナンデスにタイムリーを打たれると、続く岡田に左中間へ第1号3ランを浴び、この回計4失点。オリックス打線に捕まったジャマーノは、5回途中でマウンドを降りてしまいます。この悪い流れを断ち切りたいソフトバンクでしたが、6回にも1死3塁から阿部のタイムリーで更に1失点。中盤で大量6点差をつけられてしまいます。
一方の打線は、4・5・7回と何度も得点圏にランナーを進めながらも、チャンスにあと一本が出ず。オリックス先発・山本の前に7回まで3安打と、反撃のキッカケを掴めません。
それでも7回裏、前の回から登板した3番手・大場がオリックス打線を3者連続の空振り三振。更に続く8回も、気迫の投球で無失点の力投。すると打線は6点を追う9回、先頭・オーティズと続く長谷川が2者連続の四球を選び、無死2塁1塁のチャンス。しかしここでもあと一本が出ず、後続が凡退。最後までオリックス投手陣を攻め切れなかったソフトバンク、3連戦の大事な初戦を白星で飾ることが出来ませんでした。
打線は5安打と沈黙。しかしその中でも、本多・松中が共に2安打・マルチヒット。また投げては、3番手で登板した大場が打者11人を3安打・6奪三振と、豪腕復活へ大きな手応え。
これでレギュラーシーズン・144試合のちょうど100試合を終え、通算成績は55勝43敗2分。また今日、首位・日本ハムが西武に勝ったため、ゲーム差が「6」に広がってしまった2位のソフトバンク。残り試合、首位奪還への流れをたぐり寄せ、一気に巻き返しを図りたいものです。