

昨夜の西武3連戦・初戦、勝敗つかず延長12回・引き分けで終わったソフトバンク。昨日の決着をつけるべく、必ず白星を掴みたい第2戦。
しかしその試合は1回、ソフトバンク先発の藤岡が4番・中村にレフトスタンドへ第36号2ランを打たれ、西武に2点を先制されてしまいます。しかしその裏、打線がすぐに反撃を開始。小久保のセンター前ヒットなどで2死3塁1塁のチャンスを作ると、オーティズのライト前タイムリーで1点。すぐさま1点差に詰め寄ります。
ところが3回、制球が定まらない藤岡はヒットと2四球で満塁のピンチを招き、石井義に押し出しとなる四球。1点を献上し、点差が2点に広がってしまいます。すると4回には、1死2塁1塁から片岡にレフトスタンドへ第10号3ランを浴びてしまい、5点のビハインド。毎回先頭打者を出しリズムを作れなかった藤岡は、4回を投げ終えたところで降板。
それでもその裏、先頭の田上が西武先発・石井一の直球を捕らえ、センターバックスクリーン左へ第17号ソロアーチ。1点を返し、4点差とします。これを機に逆転へと繋げたいソフトバンク打線。しかし、5・6・7回とヒットを放つものの、後が続かず無得点。
すると、5回から登板し3イニングを無失点に抑えていた2番手・大場が、8回に片岡のタイムリーで1失点。更に9回にも3番手・三瀬が捕まり、1死3塁2塁から代打・後藤に2点タイムリー2塁打。終盤に大量7点差をつけられてしまいます。
このままでは終われないソフトバンク、9回裏の攻撃。先頭の長谷川がライト線へ2塁打を放ち意地を見せますが、後続が倒れ反撃ならず。終始、西武に主導権を握られる苦しい試合。最後まで投打が噛み合わず、悔しい敗戦を喫してしまいました。
しかし敗れはするものの、2番手の大場は4イニングを投げ、4安打・4奪三振・1失点の力投。また、オーティズ・田上はそれぞれ2安打・1打点。
昨日・今日と打線が繋がらず、課題が浮き彫りとなったソフトバンク。早急に課題を克服し、明日こそ勝利で悪い流れを振り払いたいものです。