2009.08.22 SAT
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首位・日本ハム3連戦の初戦を見事な逆転勝利で飾ったソフトバンク。昨日の勝利を活かすべく、今日の第2戦の白星が必須。その試合で、対日本ハム戦・今季3戦3勝を挙げているホールトンが先発。相性の良さを見せ、チームを連勝へと導いて欲しいところです。
そのホールトンは立ち上がりから緩急自在のピッチングで、序盤3回を無安打の好投。丁寧な投球でリズムを作ると、打線はその裏、先頭・長谷川の四球、吉川の送りバントなどで2死2塁のチャンス。ここで本多がレフト前へタイムリーを放ち、ソフトバンクがまずは1点を先制。
これで援護点を貰ったホールトン、その後も好投が続き日本ハム打線を翻弄。5回には2死から初ヒットこそ許すも、ここは本多・川崎の二遊間コンビの見事な連携プレーで、後続をショートゴロ・2塁フォースアウト。前半5回を1安打に封じ、更に流れを引き寄せます。
すると5回裏、先頭・長谷川の2塁打から、吉川の今日2つめとなる送りバントで繋ぎ1死3塁。このチャンスに続く森本が三遊間を痛烈に破るレフト前タイムリー。中押しとなる貴重な1点を入れ、リードを2点に広げます。
しかしここまで好投していたホールトンが、6回に突如リズムを崩し、2死3塁から高橋・坪井・二岡の3連続タイムリーで3失点。日本ハム打線に捕まり、逆転を許してしまったソフトバンク。それでも、絶対に負けられない戦い。1点を追うその裏、田上の2塁打などで2死3塁2塁とすると、長谷川の叩きつけた打球はピッチャーの頭上を越え、センター前へ2点タイムリー。強い気持ちですぐさま取り返し、再逆転に成功します。
そして1点リードで迎えた終盤。7回も続投したホールトンがピンチを切り抜けると、8回を2番手・攝津が2死3塁にも気迫の無失点リリーフ。そして9回を、守護神・馬原が締めくくり、1点を自慢の継投策で死守。緊迫した試合展開にも投打ともにしっかりと繋いだソフトバンク、日本ハムとの激戦をモノにし、これで3連勝を飾りました。
先発のホールトンは、7回を6安打・6奪三振・3失点で今季9勝目。また馬原がリーグトップの26セーブ目。チャンスを確実に得点へと結びつけた打線は、多村・長谷川の2安打などで計7安打。
これでチームは日本ハムに連勝し、今カードを勝ち越し。ゲーム差を「4」とし巻き返しに燃えるソフトバンク、このまま一気に同一カード3連勝で、首位・日本ハムの背中を捕らえたいものです。

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