2009.08.28 FRI
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首位・日本ハムを4.5ゲーム差で追い、逆転優勝へ向け負けられないソフトバンク。今日から敵地・札幌ドームに乗り込み、3連勝を決めた先週に続き、2週連続でその日本ハムとの首位攻防3連戦を迎えます。
まずは勢いに乗るべく絶対に落とせないその初戦。ソフトバンクは1回、川崎が左中間へ2塁打を放つと、相手ワイルドピッチで1死3塁。すると続くオーティズが、ショートのグラブを弾くタイムリー内野安打。幸先良く1点を挙げ、大事な先取点を早々と奪います。
しかし直後の裏、先発の大隣が簡単に2死を取るも、ここから稲葉に内野安打を許してしまうと、続く高橋には右中間へ第7号2ラン。手痛い逆転弾を打たれ、すぐさま1点のビハインドとなってしまいます。それでも調子を取り戻した大隣は、上手くコースに散らす投球で、日本ハム打線に的を絞らせないナイスピッチング。自分の投球を続け、2回以降・スコアボードにゼロを並べていきます。
ところが反撃を狙う打線は、ヒットは出るものの繋がらず。それでも5回に、ヒットの川崎が盗塁を決めるなど、2死3塁1塁のチャンス。ところが、ここでも後続が続かず無得点。6回まで毎回出塁のソフトバンク打線、大隣の好投を援護出来ず、試合は1点ビハインドのまま終盤へ突入します。
すると7回、ここまで踏ん張ってきた大隣が、2死から金子誠に2塁打を打たれると、続く田中賢にレフト前タイムリー。2死からの連打で与えてはいけない追加点を許し、リードを2点に広げられてしまいます。
このままでは終われないソフトバンク、逆転勝利へ何とか打線を奮い立たせたいところでしたが、小刻みな継投を見せる日本ハム・中継ぎ陣を捕らえられず、歯がゆい試合展開。それでも9回、1死から代打で強行出場した松中が、足の痛みをこらえながらもライト前へ執念の一打。しかしこの想いも実らず、打線は計9安打を放つも10残塁、奪った得点は1回の1点のみ。ソフトバンク、首位・日本ハム3連戦の初戦を白星で飾ることが出来ず、無念の敗戦を喫してしまいました。
しかし今日の試合で川崎が1盗塁を決め、本多と並びリーグトップタイの今季36盗塁目。チャンスメイクに徹する1・2番コンビが、盗塁王に向かってまい進しています。
これでチームは、引き分けを挟み3連敗。首位とのゲーム差は「5.5」に開き、日本ハムに優勝マジック「29」が点灯。ソフトバンク、まずはここ数試合のタイムリー欠乏症を猛打爆発で打開し、明日こそ必ず勝利を収めたいものです。

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