2009.09.02 WED
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9月を白星スタート切れず、正念場が続くソフトバンク。初戦を取れずに迎えたオリックス3連戦の第2戦。今日は何としても勝利で飾り、チームに勢いを取り戻したいところです。
しかし試合は1回、ソフトバンク先発の高橋秀がローズに先制タイムリーを打たれ、いきなり1点を追う形となってしまいます。それでもその裏、ここ3試合で2ケタ安打を放っている打線が奮起。先頭・本多のピッチャーへの内野安打などで1死3塁とチャンスを作ると、オーティズの3塁ゴロがフェルナンデスのホーム悪送球を誘い、本多が同点のホームイン。なおも1死2塁のチャンスで、続く小久保がライト前へ勝ち越しタイムリー。取られても取り返すソフトバンク打線、この回計2得点を奪い、すぐさま逆転に成功します。
すると援護点を貰った高橋秀が、ここからキレのある投球を披露。ストレートで組み立て、鋭く変化するスライダーを駆使し、オリックス打線を翻弄。2回以降・4イニング連続で三者凡退に仕留め、前半5回を2安打・1失点の好投で試合を作っていきます。
1回の得点以降、その後は両軍・無得点。しかし試合は後半に入った6回、2死3塁1塁のピンチで登板した2番手・佐藤が踏ん張り、1点のリードを守り抜くと、直後の裏に先頭の田上がレフトスタンドへライナーで突き刺す第19号ソロアーチ。
待望の追加点を挙げ、リードを2点に広げたソフトバンク。更にラッキー7の7回には、四球のオーティズを1塁に置き、松中がセンターバックスクリーン右へ第21号2ラン。松中は足の痛みをかばいながらゆっくりダイヤモンドを1周し、2点を追加。するとこれで終わらず、今度は続く多村がレフトスタンドへ会心の第15号ソロ。ソフトバンクが誇る主砲の力を見せつけ、この回一挙3点を奪います。
5点のリードとなり、これで流れは完全にソフトバンクへ。8回を4番手の攝津が落ち着いてピンチを片付けると、9回は守護神・馬原が2死3塁とされながらも、最後はセンターフライ。先発・高橋秀の好投にリリーフ陣の踏ん張り、そして田上・松中・多村の計3本のアーチ。チーム一丸で勝ちパターンに持ち込んだソフトバンク、オリックスに快勝し、これで今カードを1勝1敗のタイに戻しました。
今季2勝目を掴んだ先発の高橋秀は、6回途中を2安打・7奪三振・1失点の好投で、じつに2005年9月22日以来の先発での勝利。
投打が見事に噛み合い、勝利を手にしたソフトバンク。9月の流れを掴むべく明日もこの勢いを持って連勝し、一気に今カードの勝ち越しを狙います。

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