2009.09.15 TUE
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首位を2.5ゲーム差で追う2位のソフトバンク、ペナントレースも残り18試合。逆転優勝への大事な9連戦に入り、今日からロードで最初のカード・オリックス3連戦に臨みます。
京セラドームで行われたその初戦。まず、先手を取ったのはソフトバンク。1回、簡単に2死を取られるも、ここから3番・松中が四球を選ぶと、続く小久保の内野安打で2死2塁1塁。このチャンスで今日スタメンに復帰した多村が、左中間突破の2点タイムリー2塁打。2死から繋いだソフトバンク打線、幸先良く2点を先制します。
一方、援護を貰った先発の高橋秀は、四球などでピンチを背負うも、落ち着いた投球で序盤3回を1安打ピッチング。
すると4回、本多のセンター前タイムリーで1点を追加。更に続く5回には、小久保がライト前ヒットで出塁すると、好調・多村が外角の球を豪快に振り抜き、センターバックスクリーンへ第16号2ラン。中盤でしっかりと中押し点を奪い、リードを5点に広げます。
しかし5回裏、力投を続ける高橋秀が岡田に6号ソロを打たれると、6回途中登板の2番手・水田が7回に後藤のタイムリーで1失点。3点差に詰め寄られたソフトバンクは更に続く8回、3番手・ファルケンボーグがまさかの乱調で無死満塁の大ピンチ。それでも4番手・攝津がこのピンチを1点で食い止め、オリックスの反撃を断ち切る気迫のリリーフ。
すると2点リードで迎えた9回の攻撃。先頭の松中がチームトップタイの第23号ソロを右中間スタンドに突き刺すと、これを皮切りに打線が大爆発。1死2塁1塁から荒金・田上・森本の3連続タイムリーで計3点を加えると、1死満塁から川崎のショートゴロ・併殺崩れ、更に1塁悪送球エラーの間に計2点を追加。すると今日から1軍に合流した松田が代打で登場し、復帰後・初打席でレフト前へタイムリー。この回打者一巡の猛攻で、今季の1イニング最多得点を更新する大量7得点を奪い、9点のリード。
9回裏を5番手・馬原が1点を失うも、大量リードに守られながら締めたソフトバンク。打線大爆発、今季3度目の先発全員安打となる計17安打・12得点。見事、オリックス3連戦の初戦を快勝で飾りました。
投げては、先発の高橋秀が今季3勝目。打っては、5試合ぶりにスタメンに戻ってきた多村が、1本塁打を含む3安打・猛打賞で4打点の大活躍。また今日、松田も怪我から待望の1軍復帰を遂げ、チームの士気は更に上昇。
リーグ優勝を占う9連戦。その大事な初戦を取ったソフトバンクは、2連勝。この長い9連戦、これで勢いに乗り、一戦一戦確実に白星を重ねたいものです。

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