2009.09.21 MON
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ホームに戻ってきたソフトバンク、今日から本拠地・ヤフードームで、ロッテとの今季最後の3連戦。
その大事な初戦。ソフトバンク打線は1回、ロッテ先発・小林宏の不安定な立ち上がりを攻め立て、川崎のヒットと盗塁などで2死2塁とし、4番・小久保がセンター前へタイムリー。これで4試合ぶりの先制点を挙げると、続く2回には田上の四球、明石のヒットなどで1死満塁のチャンスを作り、川崎が初球をきっちりレフトへ犠牲フライ。更に1点を加え、序盤で2点のリードを奪います。
一方、9月3日以来の先発マウンドとなった大隣。その大隣は1・2回のピンチを粘り強く無失点で抑え、3回はロッテ中軸を三者凡退。チェンジアップを低めに集める丁寧な投球で課題の立ち上がりを乗り切ると、徐々に自分のペースを取り戻し、5回から3イニング連続の三者凡退と本領発揮。ロッテ打線を完全に封じ込め、2点のリードを守ります。
するとその裏、ここまで毎回出塁も3回以降・追加点を奪えずにいた打線が奮起。1死から川崎がこの日2本目となるヒットで出塁し、打席にはオーティズ。そのオーティズが2球目の甘く入ってきたストレートを振り抜き、打球は超満員のファンが待つ右中間スタンド中段へ。オーティズの第19号2ランで貴重な2点を加え、勝利をグッと引き寄せます。
これで4点のリードとしたソフトバンク。8回からは大隣の後を継いだ2番手・攝津が、今日も安定感抜群のリリーフを披露すると、9回もその攝津が続投し、ロッテの代打攻勢に対し無失点投球。ソフトバンク、大隣・攝津の無失点リレーで、ロッテ3連戦の初戦を白星。ホームで快勝し、今季7度目の完封勝利を手にしました。
投げては先発の大隣が7回を5安打・6奪三振の力投で、8月21日以来となる今季7勝目。あと一本が出ずに苦しんでいた打線は、今日9安打と復調の兆しを見せ、川崎・オーティズ・長谷川の3人が2安打・マルチヒット。中でも川崎は、全得点に絡む活躍。更に1盗塁も決め、リーグ単独トップに躍り出る今季42盗塁。またオーティズは、ここ5試合で3本塁打と打撃好調。
3位・楽天とのゲーム差は「2」と変わらずも、日本ハムが敗れたため首位とのゲーム差を縮め「3.5」。ホームに戻り、ここから流れを変えたい2位のソフトバンク。今日の一勝を活かすべく、逆転優勝へ明日の勝利が必須。必ず明日もチーム一丸で勝利を収め、一気に勢いに乗りたいものです。

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