2009.09.26 SAT
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昨夜は4時間40分の死闘も実らず、首位・日本ハムとの直接対決・3連戦の初戦を、引き分けで終えてしまったソフトバンク。今日の第2戦は、是が非でも勝利をもぎ獲りたいところ。
その試合、ソフトバンク先発はエースの杉内。その杉内が立ち上がりの1回を三者凡退と最高の形でスタートを切ると、打線もすぐさま杉内を援護。直後の裏、今日1番に抜擢された松田が、日本ハム先発・八木からライトスタンドへ第7号・先頭打者ホームラン。ソフトバンク、松田のプロ入り初となる先頭打者アーチで、幸先良く1点を先制します。
1点のリードを貰った杉内は2回のピンチを凌ぐと、その後は徐々に調子を上げていき、4回まで1安打ピッチング。ところが5回、2死から金子誠に2塁打を浴びると、続く田中賢にセンターの前へポトリと落とされる不運なタイムリー。好投を続けていた杉内が1点を失い、同点に追いつかれてしまいます。
それでも今日は絶対に負けられないソフトバンク。後半に入った直後の6回、打撃好調のオーティズがレフト線へ2塁打を放つと、続く小久保がライト前へ勝ち越しタイムリー。なおも1死3塁とチャンスを広げ、今度は多村の犠牲フライで1点。この回計2点を勝ち越し、日本ハムから2点のリードを奪います。
ところが8回、杉内が2死3塁のピンチを招くと、代わった2番手・攝津が高橋にタイムリー。1点差に詰め寄られるも直後の裏、無死3塁1塁のチャンスで松中がきっちりタイムリーを放ち1点。すぐさま点差を2点に戻し、食らい付く日本ハムを突き放します。
そして2点リードで迎えた9回。続投した攝津が簡単に2死を取り、勝利まであとアウト1つ。しかしここで日本ハム打線に捕まってしまい、まさかの2失点。土壇場で試合を振り出しに戻されたソフトバンク、9回裏のサヨナラに全てを賭けますが、ここは無念の三者凡退。昨日に引き続き、連夜の延長戦へ突入します。
今季15度目となった延長戦は、11回まで一歩も譲らぬ展開。ところが12回、5番手・藤岡がスレッジに手痛い一発を浴び1失点。ここに来て、日本ハムにこの試合初めてのリードを奪われてしまいます。そして1点ビハインドで迎えた最終・12回裏の攻撃。何が何でも逆転サヨナラ勝利を掴みたいソフトバンクでしたが、日本ハムの守護神・武田久を捕らえられず。延長12回・4時間45分に及んだ激闘を、勝利で飾ることが出来ませんでした。
死力を尽くすも悔しすぎる敗戦を喫したソフトバンク、これで首位・日本ハムとは4.5ゲーム差。更に3位・楽天とのゲーム差も「0.5」に肉薄。
まずは明日の直接対決・3連戦の最終戦を白星で締め、残り7試合を全勝することだけ考え、その先に待つ奇跡のリーグ優勝へと繋げたいものです。

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